医療と利益相反・・・医療は基本的に利益相反。医療提供側としては患者が増え、治療が増えるほど儲かりますが、患者からすれば病気になりたくないし、治療もなるべく避けたいでしょう。

医療と利益相反

医療は基本的に利益相反です。というのも病人を治療することで報酬をもらうのが医療だから。医療提供側としては患者が増え、治療が増えるほど儲かりますが、患者からすれば病気になりたくないし、治療もなるべく避けたいでしょう。

医療のこういった性質上、医療に予防という概念はそぐいません。だって病気を予防してしまうと医療は儲からないから。医療はボランティアで行われているのではありません。ビジネスですから利益最大化を目指しているのは当然です。

ですから巷で「予防医療」とか「予防歯科」と呼ばれているものは、本質的な予防になっていません。あくまで医療側に利益のある形の予防しか提供されていません。人間ドッグは病気の早期発見、早期治療を目的に行われていますが、実態は治療の必要の無い疾患を見つけては治療を行い、本当に治療が必要な疾患は見過ごされたりしています。

そもそも病気になったのは定期的に検診を受けなかったり、人間ドッグに行かなかったからではありません。物事には何事も原因があって結果があります。病気の本当の原因が医療側から告げられることは無く、対症療法でしかない治療の効果ばかりが宣伝されています。新薬や新しい治療法は、医療側のさらなる儲けにつながるに過ぎません。

それなら本当の病気の原因と正しい予防法を広めてみようかと8年ほど前から活動していますけど、なかなか広まりません。これもひとえに僕の伝える努力不足でしょう。「甘いものは一切摂るな」という、極めてシンプルな予防法すらなかなか浸透しないのは残念でなりません。

患者の真の利益となることを地道に伝え続けていると、本当に医療提供側は儲からないのだなと実感しています。でもそれでも救われる人が一人でもいるのなら、自分の利益よりもそっちの方が大事だって思うから、これからも地道に続けていきたいと思います。

参照:https://www.facebook.com/shukaku.nagao/posts/2647566835321204

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