ゲーム依存・・・最近また芸能界で薬物依存の問題が話題になっていますけど、ゲーム依存もまた薬物並みに危険です。最近の調査によると、若い世代の4人に一人がゲーム依存なんだとか。

ゲーム依存

今はとても便利な時代になりましたけど、何より便利なものの一つがスマホ(スマートフォン)ですよね。しかし便利である反面、様々な問題も引き起こすようになりました。いわゆるスマホ依存、SNS依存、ゲーム依存などです。

最近また芸能界で薬物依存の問題が話題になっていますけど、ゲーム依存もまた薬物並みに危険です。最近の調査によると、若い世代の4人に一人がゲーム依存なんだとか。これ結構怖いことですよね。なまじ身近にあるがゆえにコントロールが難しいという点では、砂糖依存に似ています。

依存の問題の背景には色々言われていますけど、自尊心の低さがあるとされています。自尊心とは自分を大事にする気持ちのこと。自分を大事に思わないから雑に扱うというか、依存にハマってしまうのでしょう。そして自尊心の低さは社会的な評価の低さから来ますから、依存の問題は社会と自分の関係の問題でもあるのです。

依存は精神を蝕み、依存から抜けられない自分をダメな人間であると卑下してしまう。そうして自尊心が低下していき、さらに依存が強まっていく悪循環。依存問題を考えるには、どこかで誰かが支えてあげる必要があるでしょう。

自己評価の低い人に依存を指摘したり叱ったりするのは逆効果。他者からの評価の低さがさらなる自尊心の低下を招いてしまいます。だから子どもがゲームばかりしていてもそれを叱ってはいけません。依存が強くなるだけですから。

依存は自尊心の問題なら、自尊心を高めてあげるにつれて自分を大事にするようになるはず。だからできないことを責めるのではなく、できていることをほめるべき。ゲームばかりしていても、たまに勉強していればそれをほめてあげるとか、お手伝いしてくれたら感謝の気持ちを表してあげるとかね。そうしてあなたは大切な人、特別な人なのだというメッセージを送ることで、自尊心が向上していくことでしょう。

自尊心が高まれば、自分を大切にするようになり、ゲームよりも自分を高めることに時間を使うようになります。自分を高め、それが他者から評価されるようになり、社会的評価の高まりがさらなる自尊心を向上させる。そうなればゲームよりも大切なことに時間を使うようになって、いつしかゲーム依存から脱却できるでしょう。僕も昔はゲームが大好きでしたが、いつしかやらなくなったのは、僕も自尊心が高まったからだと思うので。

参照:https://www.facebook.com/shukaku.nagao/posts/2645183288892892

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