迷宮の住人にはそこが迷宮であることはわからない。 何かを信じたものはその信じたという自己の窓からしか、世界を見ることが出来ない。

迷宮
 
迷宮の住人にはそこが迷宮であることはわからない。
何かを信じたものはその信じたという自己の窓からしか、世界を見ることが出来ない。
その結果窓から少しだけ見えた非現実的な世界が、そのまま彼の中では真実の世界になる。
自分が迷宮にいるという自覚がなければ、決してそこから脱出することは出来ない。
人間も自然も地球も宇宙も、その摂理と原理によって動いている。
自然の摂理に背くものに従えば従うほど迷宮をさまようことになる。
 
知識は自然を知る第一歩だがそれは摂理ではない。
確実なる知は知恵に通じ智慧に通じる。
すべての事柄を理解し理性によってそれを利用し、推論、判断、思考の均衡を保ち、根拠と真実を元にして事をすすめる。
万物の精霊や神などという呼ばれるものを感じることができれば、あなたは医学を必要とせず科学を必要とせず、薬品を必要とせず食品さえも必要とすることはなくなるだろう。
 
元のものをしっかり見ることができるなら、騙されることも鏡に頼ることもなく本物を見つけ出すことができるだろう。
自然の中には4つの元素があるといわれる。
土、水、風、火が本質的な元素となってこの世界を形成している。
元素が病気であるということにあなた方は理解があるだろうか?
それは身体が病気なのではなくもっと奥深いところですでに病気である。
 
あなたの水はすでに汚染されており、土と土から生じるあなたの身体の要素も全て病気である。
火は熱を生み活性を生むが、あなたの中にある火と火の元も全て病気である。
風や空気も病気であり鉱物も全て病気である。
あなた方には今、自然界の精霊たちが創りだした元素の声を聞く能力がない。
本来生物は全てその能力を備えており、同様に人間もその能力を持っていた。
 
母なる元素の変化した物質を物質と思い、その元素の基となる物質や物質以上の存在について、感知することができなくなったのだ。
それを取り戻すためには相反する摂理、小宇宙と大宇宙の相似性、地球の一体性について知るがよい。
それを知ろうとすることが、そのままあなた方を原理の世界へと誘い、迷宮からあなた方が脱出することを助けるであろう。

参照:https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/2615195555230848

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