超世界支配層の計画を知る男が「ドル崩壊は近い」と警告

「量的緩和を続けることはできない」・・・
FRBのパウエル議長の警告を無視して、株式市場は絶命する直前の深呼吸をしています。

ハリマオレポートより以下引用です
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・間もなく起こるドルの崩壊は、世界の地政学的構造変化をもたらす

「ドルは間もなく崩壊する」・・・

数日前、プーチンは、ロシア国内向けのテレビ放送で「ドルの終焉が近づいている」と確信的なメッセージを放ちました。

「ドルは世界中で大きな信頼を獲得し、これを享受したが、何らかの理由で(ドルを使用する国に対して)政治的武器として使用され、制限を加えるようになった。
多くの国は現在、準備通貨としてのドルを保有することを止めようとしている。
したがって、ドルは間もなく崩壊するだろう」・・・これはプーチンの公式見解と捉えても差し支えありません。

プーチンは、このとき「世界は地政学的な構造変化を経験することになる」と予言的メッセージを付け加えることを忘れませんでした。

「間もなく」がいつなのか明言していませんが、ロシアは「したがって、これまで金(ゴールド)を大量に備蓄して、この時に備えてきた」と言っているのです。

それは「2020年内」・・・先送りされるにつれ、ますます警戒を怠ることはできません。

前回の配信号で、フォン・ミーゼスが言ったクラック・アップ・ブーム(crack-up-boom)という言葉を使って、多くの経済アナリストが「米国は、間違いなくクラック・アップ・ブームの状態に近づいている」と警告し始めていることを報告しましたが、どうやら、それが避けられないところまできてしまったようです。

<中間省略>

世界銀行の元チーフエコノミストは、米ドルを単一のグローバルな超通貨に置き換えたいと考えています。
そして、より安定したグローバルな金融システムを構築したいと考えているのです。

・資本主義から社会主義へのパラダイム・シフトが起こる

毎年10月は、米国の新会計年度が始まる月ですが、最初から借金まみれのスタートとなりました。

米・連邦準備制度(FRB)はトランプの圧力によって量的金融緩和に逆戻りしてしまいましたが、さっそく10月単月で1,340億ドルの赤字を出すとともに政府債務を一気に2,890億ドルも増やして、とうとう総負債は23兆ドルを超えてきました。

これで今年度内の1兆ドルの債務増がほぼ確実になっただけでなく、来年の今頃は、おそらく2兆ドルに達しているでしょう。
トランプが仕掛けた貿易戦争は、結局、自らの首を絞めつけて借金を増やしただけの結果となりそうです。

<中間省略>

・・・去年の暮れは、アップルショックによって2018年の大納会から2019年の大発会まで、おとそ気分に浸ることさえできなかった投資家たちですが、今年の暮れは、米中貿易ショックに香港ショックまで加わって、睡眠さえ、まともにとれなくなるかもしれません。

しかし、これは世界支配層の中のスーパークラスがトランプを使って仕掛けている「イベントの一つに過ぎない」のです。

<中間省略>

今度の劇的変化は、今までのように「なーに、2、3年も待っていりゃ、また回復するさ」と、根拠のない楽天主義が通用するような甘いものではありません。

繰り返し説明してきたように、今度は「資本主義から社会主義へのパラダイム・シフトが起こる」わけですから、市場は、最低でも10年以上続く長期のダウントレンドに入って二度と回復しないのです。

世界一進歩した米国の資本主義が終って社会主義になるなど、いったい誰が想像したでしょう。

2008年のリーマンショックを「米国の資本主義の終わりの始まりである」と分析した経済学者やジャーナリストによる著作は「Transition from Capitalism to Socialism」で検索すれば多数出てきます。
彼らは、長らく不遇の時代をかこつことを余儀なくされましたが、ここにきて再び脚光を浴び始めました。

今、有識者の間では、「米国は社会主義になるのか」といった密かな議論を呼んでいます。

その際、実験国家として建国された米国には別の役割が与えられることになります。

<以下省略>

・今週、日本を破壊してきたイエズス会が日本にやってくる

彼らは、ひとつのソサイエティーに属している人々です。

もちろん、プーチンはトランプと違って秘密のソサイエティーに属しているようには見えないものの、世界の大国の指導者のうち、もっとも世界支配層の中のスーパークラスの魂胆を認識している男といえるのでしょう。

<以下省略>

・FRBのパウエルは市場の終わりを警告している

・・・過去5年間、世界経済は一貫して強い米ドルに牽引されてきました。
それを支えてきたのが、アベノミクスによる円売りドル買いだったわけです。

国民の富が日銀の量的金融緩和によって米国に流れ込んでいったために、ますます自分が貧乏にされてしまったというのに、この流れが見えている日本人は片手に余る程度でしょう。これが日本の悲しい現実です。

しかし、それも「間もなく」終ろうとしています。

現在、世界の通貨市場には変化の風が吹き込んでおり、シンクタンクのギャブカル・リサーチ(gavekal research) のエコノミスト、ウィル・デニール(Will Denyer)は、「米ドルは弱気のピリオドに設定された可能性がある」と警告しています。

これは、ニューヨーク・タイムズ(2019年8月8日付)が報じているように、「トランプが、より弱いドルを望んでいる」ことから起こっていることですが、同紙は「ことは、そう簡単にはいかない」と見ています。

<中間省略>

・・・11月も後半に入りましたが、株式トレーダーが、今、もっとも心配していることは国債の動きと短期金利の動向です。
これでもか、というくらいに「あちらこちらで株式市場暴落の明確な兆候が出てきた」からです。

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=351469

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