女子中学生「監禁でなかった」・・・伊藤容疑者宅で保護された別の15歳の女子中学生は、「見つからないように外出を控えていた。監禁状態ではなかった」と話しているという。

11月17日から行方不明になっていた、大阪市の小学6年の女の子が栃木県で発見され、35歳の男が逮捕された事件で、女の子の母親が心境を語った。

女児の母親「皆さまには本当に感謝しかございません」

自称・派遣社員の伊藤仁士容疑者(35)は、11月17日午前10時半すぎ、大阪市住吉区に住む小学6年の女の子を、栃木・小山市の自宅に連れ込んだ未成年者誘拐の疑いで、23日に緊急逮捕された。

23日午後に、女の子が小山市内の交番を訪れたことから事件が発覚。

警察によると、女の子は「食事は1日1食程度だった」と話しているという。

女の子と母親は24日朝、再会をした。

女児の母親「わたしを抱きしめるそぶりを見せなかったのですが、途中からぎゅっとしてくれて本当に安心しました。もう生きた心地がしなかったです。長すぎた1週間でした」

調べに対し、伊藤容疑者は容疑を否認している。

一方、茨城県警によると、伊藤容疑者宅で保護された別の15歳の女子中学生は、「見つからないように外出を控えていた。監禁状態ではなかった」と話しているという。

県警は6月に行方不明届を受理し、7月に伊藤容疑者宅を訪れ事情を聴いていたが、その際、女子中学生はいなかったという。

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