炭酸水
最近流行りの炭酸水ですが、さて体にいいのか悪いのか。私の結論としては別に悪くないと思いますが、こればっかり飲んでいるのもグーミンというもの。
その考え方について賛否両論から考えてみたいと思います。
まず、効果としては血行促進、ダイエット効果、基礎代謝向上、美容効果などが言われていますね。
この辺の理論はその辺のヘボサイトを見てもらえばいいですが、まあ、言いたいことはわからないでもありません。
一方危険性として言われているのは、骨や歯が溶ける、基礎代謝低下など逆の話。
さて、どっちが本当なのでしょうか、というより何を考えた方がいいでしょうか?
まず、基礎代謝低下に関しては、炭酸ジュースという観点で語られているものが多いです。
これは炭酸が悪いというより、砂糖や人工甘味料が悪いのは容易に推測されるので、視点をぼかしているとさえ言えます。
骨が解けるのはカルシウムと炭酸が反応したり、酸蝕症になることが理由ですが、炭酸水を飲んで骨が溶けやすくなるという研究は、ちょっと私には見つけられませんでした。
基礎代謝に関しては二酸化炭素濃度が増えることにより、血管拡張が促されるというのが理由で、炭酸温泉もこれと同じ理屈です。
しかし炭酸水が酸性なので飲みすぎで基礎代謝が落ちるというのは、頭でっかちな考え方でほとんど嘘です。
たしかに炭酸水自体は酸性ですが、それをすぐに補正する機能が人体には多数あり、酸化と還元だけでも酸化させたり酸性にさせる物質は、もっと強力なのがほかにいっぱいあります。
こんな短い文章で見ても、炭酸水が怖いというのは嘘ですが、これに頼るというのはまたグーミンというもの。
これに飛びついてしまう人とは結局のところ、安直に何かをよくしたいしか考えられない、依存症ど真ん中な人なんですよね。
先住民も野生動物も炭酸水なんて飲みませんし、炭酸水とは健康を求めて飲むようなレベルのものではなく、無糖であることは前提として、味を楽しみながら嗜好品として考えるもの、ということになろうかと思います。参照:https://www.facebook.com/kitigaii/posts/2651604875125731?__tn__=-R