地球の生物には「遺伝物質が100万以上存在する可能性」が判明し、DNAはその中のひとつに過ぎないという衝撃的な研究が東京工業大学等による国際研究で示される

近代科学の進化におけるDNA神話が全崩壊するような研究結果です。『 DNA や RNA は、何百万とある遺伝子分子のひとつに過ぎない』という新認識は、生命にとっての遺伝の仕組みが、これまでの生物種個体間の完結型から全生物種や宇宙線・磁場・電磁波にまで及ぶ拡散統合型の可能性を肯定します。

「indeep」さんより リンク

◆地球の生命には夥しい種類の遺伝性分子が存在し得た
今日のアメリカなどの科学メディアで一斉に報じられていたのが、冒頭の内容で、「 DNA は地球上の生命の遺伝分子のひとつに過ぎない」ということが見出されたというものでした。

これは、東京工業大学「地球生命科学研究所」(ELSI)と、ドイツ航空宇宙センター、そして米エモリー大学による共同研究で導かれたものでして、これまでは、人間を含めた生物には DNA と RNA しか遺伝性物質はないとされてきました。人間を含む地球上のすべての生物は、この DNA と RNA による遺伝情報の扱いにより存在しているとされてきたのです。

ところが、今回の国際研究で示されたのは、

◆「 DNA や RNA は、何百万とある遺伝子分子のひとつに過ぎない」
ということを示す研究になったということです。地球の動物には、DNA と RNA 以外にも、核酸様の分子が存在していることはわかっていたらしいのですが、それらが遺伝に関係しているとは考えられてこなかったようなのですが、この核酸がさまざまに、遺伝性分子として関与していることがわかったというような話だと思います。核酸への考え方の変化ですね。

ともかく、そういう結果に科学界に驚きが走り、本日の欧米の科学メディアで一斉に報じられたということのようです。その記事の中をひとつご紹介しようと思うのですが、先ほども書きましたように内容は難解です。

◆遺伝性分子の存在
研究自体が、「計算」で行われたものだということもありますが、そのあたりなど、わからない部分が多いとはいえ、推定としては、以下のようなことだと思われます。

・生物には、DNA と RNA 以外にも「核酸」としてのポリマーが存在していることはわかっていた。
・しかし、これまで、それらの核酸様ポリマーは、遺伝性分子とは考えられなかった。
・ところが「原子の置換」により数多くの「遺伝性のある分子」が生成されている可能性がわかった。

ということで、その数が 100万を超えていたという話のようです。

いずれにしましても、「地球の生命の遺伝というのは、これまで考えられていたより、はるかに複雑なものだった」ということにつながり、生命がどのように進化…というか、変異してきたのかということに関しても、今後は考え方が少し変わるのかもしれません。

ただ、思いましたのは、生物の細胞内の物質が「原子の置換」などで、遺伝性分子の多様化が起きるのだとすれば、

◆「外部からのエネルギーで生命が遺伝子的に進化する可能性」
もあるのかなあと思ったり。つまり、宇宙線とか磁場とか放射線とか、いろいろなエネルギーが、地球には存在していますが、そういう外部的な要因でも、

「たとえば、ヒトが突然進化する」

というようなこともないでもないのかなというような観念は持ちました。最近はこのような科学的発見で、どんどん「地球と生命の実相」に、これまでとはちがう光景が広がっていきますね。

では、ここから記事です。

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=351095

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