学校が荒れる一番の原因は食事にある

子どもたちの給食や食生活を変えていく事で「非行・犯罪・いじめ・不登校」等、問題山積の荒廃しきった学校を立て直していった

「大塚 貢」さん(教育・食育アドバイザー/元長野県上田市教育委員長)をご存じの方も多いかと思います。

荒廃した学校に校長先生として赴任された大塚氏は、スポーツ大会や運動会で、見かける子どもたちの食事が、コンビニ弁当やカップ麺・菓子パンが多い事、そして、そういう食事を取る子どもたちにこそ、各種問題を起こす子が多い事に
気づきます。

「この食事こそが原因じゃないか?」

と考えた大塚氏は、保護者を集め、バランスの取れた食事を取らせる事を訴えますが、

「自分の食べたい物を食べさせて何が悪い」

と保護者の反発を食ってしまいます。そうした中、意を決した大塚さんは、

「家庭では食べないものを学校給食にしよう」と自ら動き、給食室を改修し、『地元の無農薬・有機栽培の食材や野菜・魚を中心とした米飯給食』
に切り替えます。

こうして給食を変えた事で、荒れていた学校は目に見えて変わっていきました。ガラ空きだった図書館は昼休み満席になり、花壇は子どもたちが世話する花に満ち溢れ、ほとんど歌われなかった校歌が大声で歌われるようになりました。

マクドナルドは、3歳から14歳までの世代に「ハッピーセット」等の展開により、いわゆる「フードの味の記憶付け」戦略を実施しています。

それだけ、子どもの頃の食事内容や味の記憶は大切であり、裏を返すと小さい頃(正確には産まれる前からの)における親の子どもへの食の責任は、とてつもなく大きいという事になります。

私の体は、私が食べた物でできています。
食だけに限らずですが、子どもの未来、日本の未来を、親の立場・大人の立場として、皆さんと一緒に考えていきたいと思ってます。

リンクから転載

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=351088

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