糖質制限や先住民食、その一方で和食・・・双方に弱点があり、どれもこれも完璧な食事ではない

食養生
 
私は糖質制限や先住民食については評価していますが、その一方で和食や食養といわれるものも評価しています。
逆説的にいえば双方に弱点があり、どれもこれもよい食事法ではないとも思っています。
最近は糖質制限が流行りつつあるのですが、日本の古い味付けなども少し見直してみるのはよいかと思います。
 
東洋医学の薬膳でもそうですが、古くから何千年も、さらにいえば世界中で何千年も、体質に応じて食を変えるということをやってきました。
むしろ先住民や孤立系の民族はその逆をやってきて、先住民は健康だったという話になりますが、残念ながらそれをそのまま私たちは真似ることができません。
先住民の食べる肉と私たちの食べる肉は質が違い過ぎるのです。
 
よって双方のいいとこどりをするのが現代的にはベターでしょう。
主義主張や正義じみた観念さえなければ、両方混ぜるのに苦労はしません。
身土不二、一物全体、旬を食べる、などは先住民にも農耕民にも通じる重要なことですが、現代ではそうはいきません。
今日会った食養の方も、最初石塚佐玄の食養を中心にやっていたそうですが、アトピーは治らず母乳を飲ませると悪化し、食養理論では正しいはずだがちっとも結果が出ないというのを経験したそうです。
 
そこから試行錯誤し料理教室をはじめ、自分たちのアトピーも改善し、料理教室にはアトピーに悩む親子連れの方が多かったそうです。
そこで気付いたことは、家庭料理とは祖母から母、娘へと台所で実践的に継承されるものですが、もはやそれが途絶えようとしていることに強い危機感を感じ、「食」は生命と直結し、生きるうえで最も大切なものなのを忘れてしまっている、という感覚でした。
 
「いただきます」「ごちそうさま」の意味、箸の使い方、日本食とは一体何なのか、和食の利点と欠点とは、体調が悪いから病院に行くのではなく台所のもので手当てする精神、発酵食品の重要性、葛や梅干しや生姜などの不思議な治癒力、などなど私たちはもう一度見直してもよいでしょう。
陰と陽が真の意味でバランスが取れるとは、穀類ばかり食べることではなく、動物食と植物食の比率、和食と洋食の比率、狩猟民色と農耕民職の比率が、摂れていくことではないかと私は思っています。

参照:https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/2573199632763774

シェアする

フォローする