食べ方・・・野生動物の食べ方と人間を一緒にすることはできないが、やはり彼らの食べ方を学ぶのは参考になる。 たとえばライオンやトラなどの肉食獣は毎日食べるわけではない

食べ方
 
野生動物の食べ方と人間を一緒にすることはできないが、やはり彼らの食べ方を学ぶのは参考になる。
たとえばライオンやトラなどの肉食獣は毎日食べるわけではない。
狩りした時にしか獲物にありつくことができないし、食べるときに腹八分目などという愚かなことはしない。
ライオンを調べたある調査では18kgの肉を一度に食べられると考えているそうだ。
 
数頭のライオンが1頭の獲物を食べるとしても一回では食べきれない。
満腹になると眠ったりすることもあるそうだ。
時間も数時間かけながら食べていくのが一般的で、食べきれず肉が残っていると群の1頭は見張っていることが多いそうだ。
子どもが大勢いればもう少し頻繁に狩りをするそうだが、いつもうまくいくとは限らない。
1頭の雌は捕らえた獲物を先に子どもに食べさせることが多いが、群全体の食事となるとライオンたちは競争になり、弱い子供達は割を食うそうだ。
 
逆に草食動物はほとんど何回も食事に時間を費やしているとよく言われる。
これは草や植物は栄養価が低く吸収率が悪いため、たくさん食べないと生きていけないからだと言われている。
人間にも肉食的な人と草食的な人がいるのは観念的にわかるが、観察してみると以外にこの法則は人間にもあっているように思われる。
では人間の食性は本来どのような形なのだろうか。
 
人間の発生はアフリカであるということが定説だが、拙著の中ではおそらく違うという風に書いている。
しかしここではそれは置いといて、仮にアフリカだったとして人間の食性はどうなのか、ということを考えてみる。
アフリカでも原住民は動物性のものも植物性のもの食べていた。
アフリカだから植物性のものを食べていたというのは単なる嘘で、危険をはかりにかけていただけと考えられる。
 
テレビで糖質制限提唱者の一人、溝口徹氏の弟子である姫野友美氏が、肉を食べないから草食系男子が増えるんだというようなことを言っていた。
これは先住民にはすべて適応できないのだが、部分的にはわかる。
しかしライオン=野蛮な生物というわけではないのに、肉食=そういうイメージが付きまとっているのは否めない。
人の食性はずっと昔から雑食である、これは歴史上確かなことですのであまり偏らないほうがよいと思う。
 
ってことで私自身はライオンやトラのイメージと、先住民の食べ方のイメージを、テキトーにまぜて実践しているだけなんなんだけどね♪。

参照:https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/2569971446419926

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