米有名科学誌「5Gの発がん性、DNA損傷」指摘 → 10日後「5Gの安全性」主張の急展開! ロビイスト500人が暗躍、背後に圧力か!

次世代通信規格「5G」の安全性を巡ってまたしても否定的な声があがった。世界的に高い評価を受けている米一般向け科学雑誌「Scientific American」のブログ(17日付)において、米カリフォルニア大学バークレー校のジョエル・M・モスコヴィッツ博士が、「5Gが安全だと考える根拠はない」と題した記事を公開したのだ。

 モスコヴィッツ博士によると、5Gに限らず、そもそも電磁波の安全性は確立されていないという。たとえば、米連邦通信委員会(FCC)が採用している電磁放射のリミットは80年代の研究に則った、主に“熱作用”に対する安全基準であるが、これまでに行われた500以上の研究が、熱作用が起こるよりもずっと弱い電磁放射でも、生物学的・健康的な悪影響をもたらすことを明らかにしているという。

 従来の電磁波でさえ安全性が確立されていないなか、5Gには潜在的なリスクを持つ新たな技術が投入されている。モスコヴィッツ博士によると、5Gが使うミリ波は皮膚や角膜に吸収され、短期的な被曝は末梢神経・免疫系・循環器系に生理学的な悪影響をもたらし、長期的な被曝は、皮膚がん、眼内黒色腫(がん)、生殖能力の低下をもたらすという。新しい技術である5Gの健康への影響は未知数だ。これ以上の悪影響が出る可能性もある。

 だが奇妙なことに、モスコヴィッツ博士の記事が掲載された10日後、「Scientific American」のブログに、「5Gの不安を煽るデマの犠牲になるな」と題する記事を掲載されたのだ。それによると、「5Gの反対者は電磁放射に関する低品質の研究を引用するが、多くの研究は危険がないことを示している」という。モスコヴィッツ博士の主張とまるで真逆の主張だ。

 なぜ「Scientific American」は慌てるように5Gの安全性を訴えたのだろうか? ただ単に公平を期すためだろうか? いや、それ以上の理由があるかもしれない。5Gの危険性を訴えているマイクロソフト・カナダ元社長のフランク・クレッグ氏によると、通信業界は500人以上のロビイストを使って自分たちに不都合な情報は握りつぶしてきたという。もしかしたら、今回も彼らが暗躍したのかもしれない。

 日本は2020年を目処に5Gの運用を開始する予定だが、国民の健康を第一に考え、今一度導入を見直してもらいたいものだ。アメリカを含め諸外国が実施しているから安全とは言えない。まずは自分たちできちんと検証すべきだろう。

参照:TOCANA(リンク

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=350711

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