明日19日にかけ台風被災地で雨強まる 洪水や土砂災害に警戒

明日10月19日(土)にかけて、本州の日本海沖沿岸を進む低気圧と、本州の太平洋沿岸に停滞する前線の影響で、西日本から北日本の広範囲で雨が降ります。

今日18日(金)は西日本や東海で、明日19日(土)は東日本や北日本で激しい雨の降るおそれがあり、大雨となる可能性があります。

台風19号の被災地では、洪水による浸水や土砂災害等に注意・警戒が必要です。
伊豆や神奈川西部などは特に注意
本州南岸の前線上には低気圧が発生する予想で、それに近い伊豆半島や神奈川県西部などでは特に雨量がかさむ可能性があります。

総降水量は、紀伊半島南部で200mmから250mm、静岡県の伊豆半島周辺で100mmから150mmのまとまった雨が予想されているほか、台風19号により大雨となった神奈川県西部などで100mm前後、甲信地方や東北の太平洋側でも100mm近い雨が降る可能性があります。

少しの雨でも洪水や土砂災害が発生のおそれ

台風19号の通過による記録的な大雨により被害を受けた地域では、堤防の破損したところから川の水があふれたり、普段よりも少量の雨でも川の水位が上昇しやすくなるなど、浸水被害が発生・拡大するおそれがあります。

また、これまでに降った雨により地盤が緩んでいるおそれがあるため、少しの雨でも新たな土砂災害の発生に警戒が必要です。崖など傾斜の急な場所等には近づかないようにしてください。

関東では今夜遅くから明日19日(土)朝にかけてが雨のピークになりますので、今日のうちにできる限りの雨対策や応急処置を進めてください。

なお、気象庁は宮城県、福島県、茨城県、栃木県について、洪水警報や洪水注意報の発表基準を通常の7割に引き下げて発表するとしています。

参照:https://weathernews.jp/s/topics/201910/180095/?fbclid=IwAR0P6FXQ9WJiFUDvvkKLRcA9sOC7JSoFlYniHJI8tYBtz0qpIoR-YnDhvlg

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