食事療法の初歩は調味料・・・調味料をスーパーやコンビニやデパートで買っている段階で、健康になる確率はきっと低くなるでしょう。本物の調味料を使おう

食事療法の初歩は調味料
 
食事を見直す初歩中の初歩は調味料を厳選、変更するということをよく教えます。
逆にいえば調味料をスーパーやコンビニやデパートで買っている段階で、健康になる確率はきっと低くなるでしょう。
食事をする以上、調味料は必ず使うからです。
さらに、食材そのものを変えるよりもお金がかからないので、やりやすいということもあります。
味も分かりやすく美味しくなったということが感じやすいのです。
 
基本的な調味料のさしすせそは酒、塩、酢、醤油、味噌です。
砂糖はないのかという人は最初から勉強し直しましょう。
どれもスーパーに行けば簡単に手に入りますが、そうではなく本物の調味料を買いましょう。
本物の調味料というものは、乾燥や発酵、醸造といった工程をへて完成するものです。
そして、乾燥や発酵、醸造というものは、ある程度長い時間がかかるものであり、その間に主成分とは別の体に良い成分ができたり、熟成したりするのです。
 
塩については天日の自然塩が基本で、化学的な精製塩がダメというのはもはや常識ですね。
醤油は天然醸造のもので原材料に余分な材料が入っていないものを選びます。
天然醸造というのは1年以上の時間をかけて自然熟成させる方法です。
ちなみにスーパーのもので原材料はマトモでも(まともじゃない醤油風調味料は論外として)、人工的に熟成させているので要注意です。
しょうゆの原材料は大豆、塩、小麦が基本です。場合よって麹や本みりんが少し入っています。
 
味噌の原材料は米、大豆、麹だけです。
それ以外の原材料が表示されているものは避けた方がよいでしょう。
やはりしょうゆと同じように天然醸造のものを選ぶほうがよいです。
減塩味噌などは論外なのでご注意ください。
酢は味の上でも重要なのですが結構軽視されています。
一般的な米酢はもちろん米だけが原材料ですが、業者によっては原材料は米でも、古米やクズ米を使うことがあるので、ここでも業者の信頼度がカギになります。
 
酒は料理酒と飲むお酒は違うので料理酒に限定します。
基本的に日本酒の材料は米と米麹と水だけなので、醸造用アルコールや醸造用糖類などが表示されていれば論外です。
和食であれ洋食であれ調味料は基本中の基本、次に油の質、こしょう、ハーブや薬草系などを考慮します。
次の食事指導としては精製穀類や粉モノを減らすように指導しますが、これが砂糖をやめる次に難しいかもしれませんね。

参照:https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/2511370505613354

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