関根さん夫妻は、決壊した夏井川から約300メートルの距離にある平屋建て住宅で2人暮らしをしていた。12日夜は寝室で布団を並べて寝たが、13日未明に百合子さんがトイレに行くために起きると、布団の下がぐっしょりとぬれているのに気が付いた。浸水が始まっていた・・
治さんは約5年前から腰の病気で足が不自由になり、この1年は何かにつかまって立つのがやっと。治さんは窓際まで移動し、窓から外に叫んで近所に助けを求めた。百合子さんが自分の部屋で、貴重品を部屋の高い所に移していると、水位は一気に上昇した。
「体冷えるから、早くこっちに来て」。百合子さんは自分の部屋のベッドに上り、治さんを呼んだ。「しっかりして!」。手を握り、ベッドに上げようとしたが、水につかった治さんは体に力が入らない。「長いこと世話になったな」。ぐったりしたまま、治さんはこう言い残して泥水に沈んでいった。
・いわき市平赤井地区 夏井川堤防決壊空撮
水はさらに、ベッドの上に立ったままの百合子さんの首まで迫った。だが、そこから水位は下がり、やがてボートで救助された。
治さんはかつて検察事務官として働き、休日は釣りや山菜採りで川や山を駆け巡った。結婚生活は59年を数え、2人の娘にも恵まれた。東京に住む長女は実家の片付けに訪れ、「台風が来る直前に『車が水没しないよう、高い所に移動して』と心配の電話をくれた。娘思いの父だった」と涙ぐみながら話した。
治さんはかつて検察事務官として働き、休日は釣りや山菜採りで川や山を駆け巡った。結婚生活は59年を数え、2人の娘にも恵まれた。東京に住む長女は実家の片付けに訪れ、「台風が来る直前に『車が水没しないよう、高い所に移動して』と心配の電話をくれた。娘思いの父だった」と涙ぐみながら話した・・
(source: 毎日新聞 – 寝室で増水 目の前で夫「世話になったな」…86歳妻「1人はつらい」福島・いわき)
胸が潰れそう。涙が止まらん。
寝室で増水 目の前で夫「世話になったな」…86歳妻「1人はつらい」福島・いわき(毎日新聞) – Yahoo!ニュース https://t.co/Vv7heRVDXn
— meiko (@0505Yoshie) 2019年10月16日
めちゃくちゃ辛い記事…https://t.co/Fo3QsH5SYa
— Miiiii★미호 (@mikhhojyooo) 2019年10月16日
https://t.co/QvEaDeDI9V
NHKのニュースで奥様のインタビュー見た。胸が痛む。車内に閉じ込められて亡くなった人も結構いるそうで、ドアが開かず、窓ガラスも開かない場合はヘッドレストを外してその尖った金具で割ると脱出できるんだけどなぁ……。そういうサバイバル術を教える人が必要だと思う。— ジャンクハンター吉田@れいわ新選組全力支持者 (@Yoshidamian) 2019年10月16日
治水対策に否定的だった政治家の皆さん…奥さんの叫び…聞こえますか?…(¯―¯٥)https://t.co/BIDc2hYRI5
— RGM-109@令和になってもポンコツMS(´∆⊂) (@heavy_gun) 2019年10月16日
もうね涙が止まらない。高齢者世帯や小さい子が安全に暮らせる日本になるような努力を本気でして行かないと。https://t.co/aEnLpKYPHD
— メキシコ (@cigaretteone) 2019年10月16日