化粧品と界面活性剤・・・化粧品にはほぼすべて界面活性剤が入っていますが、これの何が問題なのでしょう。 一番の問題は界面活性剤が皮膚のバリア機能を壊すことです

化粧品と界面活性剤
 
「皮膚は酸性に血液はアルカリに」という言葉は、ちっぽけな化粧品経営者から始まった言葉だそうです。
そして大企業の化粧品業界はそれを利用して、アミノ酸をせっけんや合成洗剤や化粧水に混入しました。
アミノ酸を入れると酸性であるかのように一般人が錯覚しますから。
そうやってアミノ酸から作った合成洗剤を酸性のせっけんと誤認させたわけですね。
つまり酸性のせっけんとうたっているものはとても有害だと言えます。
 
そして化粧品にはほぼすべて界面活性剤が入っていますが、これの何が問題なのでしょう。
一番の問題は界面活性剤が皮膚のバリア機能を壊すことです。
本来化粧水や美容液なども、ナノ化でどんなに微粒子化しても皮膚には浸透できません。
これが安全論者の理屈ですが、ここに強い界面活性剤を入れると話が変わってきます。
「両手でおさえていると化粧水がひふにしみとおっていくのがわかるわ」という感想がありますが嘘ですね。
 
これは水と油を混ぜる界面活性剤の作用あればこそで、皮膚は若返っておらず、結局皮膚を水ぶくれにして、若返ったように見せかけているだけです。
美容液、乳液、パックなど皮膚に水がしみこむ化粧品も、必ず界面活性剤を使用しています。
それらは皮膚のバリア作用を壊します。
つまりアンチエイジングなどとうたっている大手の化粧品などは、実は皮膚を傷害し老化させているのですが、女性はみんな興味がないようです。
 
そして昨今の化粧品にはナノ粒子が入っています。
ナノ粒子の一部には極めて有害なものがあり、ゆっくりとではあるが確実に「偏在アスベスト」になっていきます。
商品表示ではこうしたナノ粒子の危険性はまったく警告されていません。
しわを減らし、皮膚の表面を安定させる効果があると宣伝されています。
しかしナノ粒子は超ミクロのサイズのため、簡単に皮膚を通り抜け、血管に侵入し、全身の血流に乗り、離れた部位で毒性作用を生じます。
 
私は女性の患者さんには、化粧はしてもいいしした方がいいくらいだと説明しています。
観察していると化粧なしという人は自然派ばかりで、覇気がなく活性がないという人が少なくありません。
化粧したいのは一つの本能でもありますから、エネルギーを生み出すために化粧をするのは、医者としてありだと思います。
ただ危険な化粧品の知識を身につけて、リスクの少ない化粧品を使ってもらうことが重要です。
女性は化粧品にはお金を使うのをためらわないはずなのですから。
 

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