酵素・・・消化酵素と言うのは、名前の通り、食べたものを消化してくれる酵素です。 人間が何かを食べると、まずは咀嚼しますが、この咀嚼をすることで胃の中で消化酵素が分泌されます。

酵素
 
消化酵素と言うのは、名前の通り、食べたものを消化してくれる酵素です。
人間が何かを食べると、まずは咀嚼しますが、この咀嚼をすることで胃の中で消化酵素が分泌されます。
この消化酵素が食べたものを分解して消化し、栄養を血中に取り込んで、全身に届けています。
これらの消化プロセスには、実に24種類もの消化酵素が使われています。
しかも、その消化酵素を作り出すため、さらに他の酵素も使われているのです。
つまり、食べ物を食べるという行為は、ものすごい量の消化酵素を消費するということなのですね。
 
本来なら代謝に必要なビタミンやミネラル、アミノ酸まで消化酵素に動員されます。
酵素の分子を一つ作るためだけでも、何万ものアミノ酸が消費されてしまいます。
酵素を化学反応させるためには、ビタミンやミネラル、その他の微量栄養素も必ず消費されます。
ビタミンやミネラル、アミノ酸は、代謝に必要な栄養成分ですので、消化酵素だけに大量に使われると、今度は代謝酵素が不足します。
代謝酵素が不足すると、だるさや疲労が溜まったり、代謝や免疫力が低下して、健康に害を及ぼします。
 
特に最近の女性はミネラルでいうと鉄分不足ばかりで、これは動物性食品の不足が疑われます。
鉄分は体の様々な酵素や酵素を助ける働きをする重要ミネラルです。
鉄分は貧血だけにかかわるのではなく多くのものにかかわっています。
昨今の肉や野菜は加工の問題でどうしても含有鉄分量が低く、たとえばほうれん草を食べているからといって、鉄分が足りるなどということにはなりにくいのです。
貯蔵鉄のことを検査ではフェリチンといいますが、せめて30くらいの数字(オーソモレキュラーでは80~100くらいいという人もいる)は欲しいです。
しかし感度以下という女性を見ることはかなり多いのです。
 
酵素について調べていくと、必ず出てくるのが補酵素というものです。
補酵素は、文字から分かる通り、酵素の働きを補ってくれるものです。
つまり、名前には似ていますが、酵素と補酵素は全く違うもので、補酵素は酵素のパートナーと言えるものなのです。
補酵素と言うのは、コエンザイムや助酵素、コエンチームとも呼ばれることがあります。
ですから、美容に関心がある方なら耳にしたことがある コエンザイムQ10も、補酵素の仲間なのです。
酵素には、たんぱく質だけで単体の酵素としての働きが出来るものと、他の化合物と結合することで作用するものがあります。
この、単体では酵素として作用しないものは、補酵素と結合して初めて酵素の作用を発揮出来るのです。
 
酵素はたんぱく質(アミノ酸)から出来ていますが、補酵素はたんぱく質(アミノ酸)以外の成分で出来ています。
いろいろな成分が補酵素として働きますが、 代表的なものはビタミンやミネラルです。
体調が悪くなったり、肌トラブルが起きたりすると、ビタミンが不足していると思うのが一般的です。
これは、補酵素であるビタミンが不足することで、酵素作用が低下して起きる症状なのです。
ですから、酵素をしっかり作用させるためには、 たんぱく質を摂取するだけではなく、補酵素もきちんと摂取しなくてはいけないということです。
 
私たちを取り巻く環境は、年々悪化しています。
体の中では活性酸素が発生し、それらの活性酸素を体内酵素が解毒するために、体内酵素の働きを補う関係にある補酵素(ビタミンやミネラル )が大量に消費されることになります。
補酵素は生野菜や新鮮な食材に多く含まれますが、調理によって消耗され安く、なかなか思い通りに補給が出来ない現状です。

参照:https://www.facebook.com/kitigaii/posts/2579833962302823?__tn__=-R

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