向精神薬の減らし方やめ方・・・まず重要なのは向精神薬の正体を調べること。 ビジネスでも相手を知るのが基本中の基本です。

向精神薬の減らし方やめ方
 
このやり方はほかのクスリにも通じるところがあるでしょう。
そりゃいきなりやめれればもちろんいいですが、たいがい禁断症状やリバウンドでむしろ飲む量が増えることになり、言い訳も増え依存性も増えるので、いきなりやめるのはおススメしておりません。
徐々に減らしていくのですが、詳細はクリニックにかかってもらうか、拙著だと「心の病に薬はいらない」や「断薬のすすめ」を読んでもらいたいと思いますが、簡単なことを記載しておきます。
 
まず重要なのは向精神薬の正体を調べること。
ビジネスでも相手を知るのが基本中の基本です。
精神科医や製薬会社の大ウソを信じてる段階で、やめるなど夢のまた夢であり、これを信じるから薬中が出来上がるのです。
 
次に考え方が問題です。
一度くらい飲んでも平気、ちょっとくらい戻してもよい、この考え方が一番やめれません。
減らすとなったら二度と増やしてはいけないのですが、ここがだいたい挫折の第一ポイントです。
 
考え方の二つ目は症状に対するとらえ方です。
症状は体を治すための反応だというのが基本ですから、禁断症状は出なければいけません。
これを出したくないと思う人がほとんどで、そういう人は残念ながらヤクをやめるのは困難です。
 
さらに次に体を立て直していきます。
食事を見直し栄養補充し禁断症状が出にくい体を作っていきます。
運動も重要で身体を動かしてない人はだいたいヤクをやめることができません。
 
これらの下準備が整い具体的に薬を減量するとなれば、錠剤を分割しながら減らしていきます。
この辺の細かいところは本を読んでもらったほうがいいでしょう。
複数種飲んでいた場合順番にもコツがあるので、本を参考にしてください。
 
並行してデトックスをすることも重要です。
ちゃんとした施設では、低温サウナを長時間(5時間とか3~4週間)で薬物を抜きます。
飲みながら抜くのもある程度意味ありますが、一番重要なのはヤクをやめたあと一生懸命デトックスすることです。
 
ベンゾは実はやめやすいクスリなのですが、飲んでいる方は一番やめにくいと思っています。
抗うつ薬はだいたい最初に減量する必要があります(相互作用が強いので)。
抗精神病薬やベゲタミンなどが一番抜きにくいですが、ベンゾやスタビライザーが残っているうちに抜きたいです。
 
抗パ剤(抗パーキンソン病薬)はほとんど抗精神病薬とくっついているので、自然と減っていきます。
最後に残るのはだいたいデパケンとか睡眠薬が多いですが、それは結構うまくいっている証です。
 
いちばんやめれるかどうかの境目は自分をダメだと思うことです。
逆だと思っている人がいますけど、こう思ってない限りやめれません。
カモられた自分、自立してない自分、ヘボイ自分を完全に直視するから、はじめてヤクから脱却できるのです。

参照:https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/2406912229392516

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