糖尿病に効く 胆汁酸健康法・・・抗糖尿病効果とGLP-1分泌


糖尿病に効く! 胆汁酸健康法

おすすめ図書
『糖尿病に効く!胆汁酸健康法』渡辺光博 著

抗糖尿病効果とGLP-1分泌のことをもっと勉強したければこの本です。必読書。

私が4年くらい前から通っている胆汁酸研究会の中心人物でもある渡辺先生の名著。一見、地味なテーマに見えるかもしれないですが、むしろ私たちの生理作用の正常性を考える上でとても重要です。

栄養学や生理学を勉強する上で「胆汁酸」の知識を得ることは絶対的に必要です。

胆汁酸は脂溶性栄養素を乳化する作用だけでなく、耐糖能に対する食事介入や、腸内環境を整える中で、胆汁酸を考えるというの避けて通れません。胆汁酸は実はあらゆる生理作用に関わっているからです。

GLP-1分泌の鍵は胆汁酸が大きく関わっています。そしてこの胆汁酸を遠位の腸管に運び込むのが水溶性食物繊維です。このことが、分かりやすく詳しく書かれています。

鈴木功先生の影響もあり、連日に渡り糖尿病とグルカゴン過剰そしてGLP-1についての記事をアップしていますが、その詳細がこの本にも書かれていたなと思い出し、紹介しました。

面白いですよ〜

参照:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1231072243739808&set=a.121395374707506&type=3&theater

内容(「BOOK」データベースより)
誰しもの体にある物質、「胆汁酸」を知っていますか?今、その胆汁酸が、ダイエットや糖尿病改善に効果があると注目されています。日本でもすでに高コレステロール血症の治療薬として、アメリカでは糖尿病の治療薬として活用されている胆汁酸ですが、実はおなじみの食材で、同様の作用をもたらすことができるのです!血糖値が気になり始めた「糖尿病予備軍」に知って欲しい、副作用ゼロ!の血糖値コントロール法を紹介します。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渡辺/光博
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授、兼環境情報学部、医学部兼担教授。ヘルスサイエンス・ラボ代表。東北大学遺伝子実験施設博士前期課程、フランス国立ルイパスツール大学分子生物学科博士課程卒業。2006年「胆汁酸の調整で肥満、糖尿病が改善」をイギリスの科学誌『ネイチャー』に発表。その後、多くの国際誌に掲載されている。肥満とメタボリックシンドロームの診断・治療法を研究。健康長寿社会を目指し、胆汁酸を介した新しい糖尿病・肥満・動脈硬化・心の病の治療法の開発を目指している

参照:Amazon(糖尿病に効く! 胆汁酸健康法)

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