米ハーバード大学による「高層大気に大量の微粒子を噴霧し、太陽を暗くする」という狂気の実験が、ビル・ゲイツ財団からの莫大な資金提供の中でついに始まる

 下記に紹介する実験で、人為的に気候寒冷化するとは思えませんし、すでに3年前から寒冷化が始まっているとするデータから、目的は別のものであると推察できます。むしろ、電磁波を使った気象操作等の効果を上げるためと疑ってしまします。あのビル・ゲイツが資金提供している以上、我々にとって思わしくない実験成果であることは間違いないでしょう。

リンクより引用です。
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2019年8月3日の米ゼロヘッジより

■史上最大の気象介入実験がもうじき始まる段階に

 アメリカで「地球を寒冷化に導くための空中エアロゾル散布プログラム」が、名門ハーバード大学での科学者たちを中心に、計画が進められていることをご紹介したのは、昨年1月の以下の記事でした。

 これは、歴史上、巨大火山の噴火の後に、火山灰が太陽光を遮断するために、地球全体の平均気温が下がったという観測がなされて以来、
「その火山の噴火と同様の状態を人工的に作り出す」
という一種の「狂気の発想」なんですけれど(巨大な火山噴火のエアロゾルの噴出量は人工的にどうこうできる量ではないですので)、それでも、このジオエンジニアリングという名の地球の気象への人為的介入計画は進んでいたようです。

 7月30日の科学誌ネイチャーには、ハーバード大学に、このプログラムの諮問委員会が設置され、そして、資金提供も、ビル・ゲイツ氏が全面的におこなうことになりまして、現在、「ほとんど実行直前の段階」になっているようです。
2019年7月30日のネイチャーより

(略)

 7月30日の科学誌『ネイチャー』によると、持続可能性と経済的繁栄を促進する州機関であるカリフォルニア戦略成長評議会(California Strategic Growth Council)の上級代表者であるルイーズ・ベッズワース(Louise Bedsworth)氏は、7月29日にハーバード諮問委員会の代表に就任すると発表した。 他の 7人のメンバーは、地球科学の研究者たちと、環境および気候政策の専門家を含む。

 この実験は「成層圏制御摂動実験(SCoPEx)」と呼ばれており、地球の高層大気に炭酸カルシウム粒子を噴霧し、太陽光を遮る火山灰の影響を模倣して、地球に冷却効果を生み出すものとされている。

 この実験の具体的なことについては、昨年のネイチャー誌に以下のように発表されている。

 すべてが計画通りに進んだ場合、ハーバード大学のチームは太陽光へのジオエンジニアリングの実行場所を、研究室から実際の成層圏へと移行させ、世界初の戦略的成層圏制御摂動実験(SCoPEx)を行う。

 試験の第一段階は、アメリカ南西部で上空 20キロメートルにある操作可能なバルーンを 2回飛行させ、テストを行う。この第一段階の予算は 300万ドル ( 3億3000万円)だ。このテストは、2019年の前半には早くも開始することが可能となっていた。

 いったん配置されると、実験では、炭酸カルシウムによる「粒子の煙」を放出することになる。これは、それぞれが約 100グラム程度で、市販の制酸剤の平均的なボトルに含まれる量とほぼ同じだ。その後、バルーンが粒子の分散状態を観察する。

 当然のことながら、この実験に対して、環境団体を含む多くの人々が懸念を表明していることが、科学誌ネイチャーに記されている。実験に反対する科学者たちは、このような試みは、気候変動に対する恒久的な解決策には結びつかず、一時的な気晴らしのようなものに過ぎないと言う。

 この実験の概念にある「地球を寒冷化させるために、大気中に粒子を注入する」という考えは、1991年にフィリピンのピナツボ火山が噴火した後、地球の平均気温が下がったことによる。

 この時のピナツボ火山の噴火は、20世紀に起きた火山の噴火の中で二番目に大きなものだったが、この噴火は、成層圏に 2000万トンの二酸化硫黄エアロゾルを噴出させた。このエアロゾルが地球の気温を下げた。

 2000万トンというような大量のエアロゾルが大気中に噴出されたにも関わらず、下がった気温は 0.5℃であり、気温の低下が続いたのは 1年だけだった。

(略)

 この実験の疑わしい性質をさらに増しているのは、この実験の資金のほとんどが、マイクロソフト社の創業者であるビル・ゲイツ氏によって行われているということもある。

 (略)

 さらに、2016年に当時の中央情報局(CIA)長官であったジョン・ブレナン (John Brennan)氏は、外交問題評議会で演説した際に、地球を寒冷化に導くために大気中に化学微粒子を散布する同様のプロセスを詳述した。

 会議でブレナン氏は、外交問題評議会との会議で、世界の安全保障に対する不安定性と、国境を越えたアメリカへの脅威について述べた。その中で、ブレナン氏は、ジオエンジニアリングのトピックを提起した。

 また、地球規模の気候変動による温暖化の影響を逆転させるための、もうひとつの公的プログラムとして、「SAIプログラム」がある。これは、成層圏へエアロゾルを注入することで、やはり火山の噴火と同じ効果を作りだし、太陽の熱を反射させるというものだ。

 SAIプログラムは、地球規模の気温上昇を制限し、気温の上昇に関連するリスクを減少するとされる。また、このプロセスは比較的安価に実行できる。とはいっても、アメリカ国立研究評議会は、SAIプログラムが完全に展開された場合、毎年約 100億ドル( 1兆1000億円)かかると見積もっている。

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=348507

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