40歳から64歳までの中高年のひきこもりが61.3万・・・ 川崎の殺傷事件で中高年の引きこもり問題が大きく報道されている。 20台で引きこもった人が30年たち50歳になって解決策が見つからなくなり、引きこもりになる人や、親の介護がきっかけで仕事をやめ、復帰できなくなってしまった人が多い

川崎の殺傷事件で中高年の引きこもり問題が大きく報道されている。
20台で引きこもった人が30年たち50歳になって解決策が見つからなくなり、引きこもりになる人や、親の介護がきっかけで仕事をやめ、復帰できなくなってしまった人が多いよう。

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今年の春、40歳から64歳までの中高年のひきこもりが61.3万人いるという調査結果が発表されました。

過去には、39歳までのひきこもりが54万人という調査が出ていますので、2つの調査を合わせますと、ひきこもりの人が115万人以上いる現実に、衝撃を受けた方も多いかもしれません。

調査では、ひきこもりになった原因の第1位が「退職」となっていましたが、私がご相談を受けるケースでは、「正社員」であったり、「年単位」で働いた経験のあるお子さんは、1割もいません。

9割以上のお子さんが、中学や高校、あるいは大学時代に不登校を経験したのち、働くことができないまま、現在に至っています。
 
働けない原因は、発達障がいやコミュニケーション障がい、統合失調症など、何らかの障がいが原因になっているお子さんも多くいます。

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「誰にも相談しない」人が4割もいたという事実は、80代の親が50代のひきこもりの子どもを支える、いわゆる「8050問題」の深刻さを顕在化させた。

 「8050問題」は、非正規の増加と密接に結びついた社会問題である。

 低賃金で不安定な非正規が増え、親と同居する中高年のパラサイトシングルが増加。ご近所さんからは「あそこの息子は結婚もしないで、いつまでも家にいて・・・・」などと揶揄され、どうにかしたいと足掻きつつも、世間のまなざしから逃れるように「ひきこもる」。

 その一方で、親も年をとり、介護が必要となる。子は親に経済面で依存し、親は子に自分の世話をしてもらうことに依存するという、社会的経済的リソースが欠如した親子の相互依存が、ますます貧困リスクを高め、孤立を深め、社会から切り離されていってしまうのである。

 「母親は、おそらく本人が若い時に、本人が社会復帰できるよう色々な手を尽くしてきたのだろうが、現在となっては諦めているのか本人の意向に逆らうことがない」

「『あの子がいないと通院も買い物もできないし、助かっているから何も言えない。私の育て方が悪かったのよ』といつも話す」

 親子であるがゆえの苦悩と、親子であるがゆえの安心感。そして、自分が死を迎えたあとに残される子どもへの思い・・・。諦めと後悔とそれでも生きていかなきゃならない人生に翻弄されている親子が、私たちのすぐ近くにもいるかもしれない、というリアルが存在したのだ。
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社会の制度に不整合感を持ち、それに対し為す術もないとなった人間の末路だ。問題は一人で解決できない事に直面した時それを相談できる仲間や先輩はいないと言うこと。

この問題の根底は様々な制度が合わなくなってしまった事と仲間の不在が挙げられる。
この解決策はどこにある?

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=346613

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