【フクシマ】NHK 福島・・・5000ベクレル/Kgの汚染土を農地(バイオマス用)に再利用と報道

除染で出た土などを再生利用する実証事業が全国で唯一進む飯舘村の長泥地区で、土の放射性物質の濃度を測る作業などが報道陣に公開されました。

環境省は、福島第一原発の事故にともなう除染で出た土を全国で再生利用する計画ですが、各地で反発が相次ぎ、実証事業は飯舘村の長泥地区だけで進められています。
長泥地区では、村で行われた除染で出た土を汚染されていない土で覆い、農地として利用する計画です。
再生利用される土は1キロあたり5000ベクレル以下のものに限られ、24日は「再生資材化施設」と呼ばれる施設で、異物を取り除いて、放射性物質の濃度に応じて分別する作業が公開されました。
環境省によりますと、濃度が基準を下回った土をこれまでにおよそ100立方メートル確保したということで、来月以降、こうした土が埋まった農地で、バイオマス発電などの燃料として使う作物が栽培される予定です。
長泥地区の鴫原良友区長は、「もろ手を挙げては安全安心とは言えないが、住民の同意を得て決断した。環境省には落ち着いて事業をやってもらいたい」と話していました。
環境省福島地方環境事務所の細川真宏中間貯蔵部長は、「住民と、思いや情報を共有しながら、事業をさらに前に進めていきたい」と話していました

参照:https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190524/6050005583.html?fbclid=IwAR3uND4Cy0_ZAmKHby3h52QYqP29EW3AwJvDpuFaN1VVeaYK7Usd2mTDUvQ

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