【爪もみ】爪もみの効果は自律神経の調整にあるといわれますが、もうひとつあってそれは経絡の補正です

爪もみ
  
お手軽にできる健康法の一つとして爪もみはあまりに有名ですが、一部の人たちが過大に効果を強調しています。残念ながらある程度は効果があるのですが、ある程度以上ないというのが実感です。実際に私は勤務医のころ、癌の患者などに爪もみを勧めたり、刺絡といって爪のわきにあるツボに針を刺して瀉血をやっていましたが、そのころはみな帰らぬ人となってしまいました。
  
しかしこの一番の理由は西洋薬を飲んでいるということ、そして食事が悪いままだということにこそ起因します。爪もみで治るわけではないのと同様に、ほかの手法であっても治るわけではありません。原因を取り除き自分の中にある問題を解決して、はじめて難しい病気でも解決の糸口が見えます。ストレス論も嘘、自律神経調節論も嘘だらけです。
  
爪もみの効果は自律神経の調整にあるといわれますが、もうひとつあってそれは経絡の補正です。自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあることはご存知でしょうが、これらはどちらかに傾きすぎるのはよくありません。よく副交感神経側へ傾けると病気が治るなんて言っている人がいますが、だいたい嘘でちょっとよくなった後にはまた堂々巡りとなります。なぜなら考え方が風邪薬と同じだからです。
  
ちなみに手には心臓の経絡と肺の経絡が中心に流れていて、東洋医学でいう心臓=喜びや嫉妬、肺=悲しみや憂いや罪悪感、また心臓も肺も腸との経絡関係が深くそこに作用します。だから本当は状態によって爪ももむところを変えないといけませんが、一般の人が日常でやるなら全部揉めばいいでしょう。全身経絡を調整するような体操もあって、そういうのも合宿では教えているようです。

参照:https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=340483749773552&id=100014357893194

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