脳を活性化させる方法、丹田呼吸、視覚イメージ、暗唱…天才は瞑想する習慣がある

七田眞『右脳パワー・新仕事革命』を読み解く リンク 
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・丹田呼吸を8時間続けて行うと、終わった後の体の爽快感は筆舌に尽くしがたいものがある。「頭のなかに風が吹いた様に爽やかで、すべてが明晰になり、記憶力もよくなり、腸の調子もよく、体は飛ぶように軽くなった」と8時間丹田呼吸法の実践者、原久子さんは述べている。
・昔、宮本武蔵が座禅して悟りを得ようとしたもの、丹田呼吸法によって悟りの境地に到達しようと願ったから。

・音楽の指揮者の岩城宏之さんは、楽譜をひと目見て写真記憶し、指揮中はいつも空間に見える楽譜を見てページをめくっているといわれる。
・アインシュタインは自分自身のことを「私は数学的な法則を使う代わりに、視覚的なイメージや感情で物事を考えている」といい、「私の科学的能力は、直感からくるサインやイメージ、視覚、聴覚、触覚などさまざまな感覚による『とらえどころのない遊び』により生まれた」と述べている。
・イメージを書き留める。レオナルド・ダビンチも、スケッチや図、暗号でいっぱいの何巻にもわたるノートブックを残し、エジソンも300万枚にも達するメモや手紙などを書いています。
・天才には2つの顕著な特徴があります。
1.瞑想する習慣がある。
2.折に触れて、ひらめいてくることを絶えずメモに取る習慣がある。
・毎日瞑想する。そうするとイメージが浮かんでくる、ひらめいてくる。それをメモに取り続ける。この習慣こそ、われわれが第一に身につけたい、大切なことといえるでしょう。天才と同じ脳の使い方に努めましょう。
・このように絶えずメモを取る人は100人に一人、つまり1%だといわれている。そして天才の発生率も1%である。『アインシュタイン・ファクター』を書いたウィン・ウェンガーは、「不思議なことに、世界の頂点に立った人たちはすべてこうした1%のうちの1人なのです」と書いている。
・イメージによる情報処理は、言葉による情報処理の10万倍もの処理能力がある。海馬記憶の能力を開くと、おのずとイメージ記憶が開け、超高速で流れる情報でさえ、瞬時に記憶できる。
・海馬記憶を活用したものが写真記憶です。誘導暗示によって潜在脳の記憶レベルに入り、超高速でパラパラ本をめくると、その速さで海馬記憶回路を通して記録され、出力の際は1ページずつ望みのページが出てくるため正確に再現される。

・暗唱がなぜよいかといえば、暗唱によってのみ、脳の深層部が覚醒するからです。
・毎日外国語の音読を続けたことで、シュリーマンはその振動音のゆえに超記憶回路を開いた。
・素読をすると、脳の深奥にリズムが響いていきます。やがて頭の質が変わってしまい、一度見聞きすると、理解と記憶がいっぺんに行われるという能力が身についてしまう。
・ひたすら音読し素読することは、人間の潜在脳に深く記憶に刻み込み、のちにそれが素晴らしいヒラメキ、直感力、創造性となって出てくるのです。
・ドイツでは賢い母親は、子供に昔話を50ほど暗記させている。フランスでは「スガンさんの山羊」などの国民的文学を暗唱させる。ユダヤの人たちも子供が3歳になったころから聖書の暗唱を始めます。
・スピーディーにデータをインプットすれば、のんびりした左脳の働きを避けられることに気づいた。
・私達の左脳は1度に1つの単語やフレーズを処理することしかできない。しかし、私達が外国語を習ったり、本を読んだり、高度な数学を身につけたりするとき、どうみても1度に何百ものデータを同時に処理しているわけです。
・イメージのなかであなた自身が変わりましょう。周りの人に対して優しい気持ち、尊敬の気持ちを持ってあなたは人と接しています。あなたの優しい気持ち、その人のことを思う誠意の心の波動が、見えない波動の世界で相手に伝わります。そうして相手はその波動を感じて変わり始めます。現実の世界は波動の世界の投影なのです。
・右脳の開き方はいろいろあるが、深い学習回路を開く方法のひとつに「只管暗唱」がある。何十回となく声を出して暗唱を続けると、深い学習回路が開けるというもの。
・山崎弁栄は21歳のころ念仏に明け暮れていた。以後も昼夜絶え間なく念仏を唱え続けた。念仏によって深い学習回路が開け、それによって情報がすっと頭に入り、イメージで再現できるという能力を身につけた。
・求聞持法はシンプルな記憶法。空海は求聞持法で「虚空蔵菩薩」を1日1万遍唱えて、超記憶力だけでなく超能力を得た。1日に1万遍となえると6時間かかるが、1日に1000遍でも大きな効果がある。
・現代でも毎日欠かさず唱え続けていたところ、頭の質が変わって1度声を出して読んだ文章が何も見ないでスラスラいえるようになった、という体験をする人たちが出てきている。
・九州のある高校生が最福寺に通って真言密教の行に熱心に参加し、求聞持法の真言を熱心に唱え続けた。すると大学入試を受けたときにノートに書いたページが、そのまま頭に浮かんできて、楽に答案が書けたという体験をしたそうだ。

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=343514

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