テレビやネットといった無料情報はそのスポンサーの都合で作られている。スポンサーの都合に合わせて作られた情報であることは否定できない。

お金と責任

最近は本が売れないと言われます。確かに町の書店はどんどん減っているようで、1999年には全国に22,296店の書店がありましたが、2017年には12,526店と、1万店も減少しました。

でも本当に本が売れないのなら、Amazonが時価総額で世界一位になるのはおかしいですよね。だってAmazonはインターネットの書店なのですから。もちろん現在ではAmazonは本以外のものもたくさん売っていますけど。

最近は新聞も売れないと言われます。みんなネットでニュースをみるから、新聞を買わなくなったとか。でも無料でニュースが見れるから新聞が売れないのなら、テレビで無料でニュースを放送するようになったときに、すでに新聞は売れなくなっているはず。

結局のところ、人は皆何らかの形で情報を入手しているのです。僕は情報発信は主にネットを使っていますけど、情報収集は書籍が中心です。僕に関していえば、本は常に買い続けています。まあ主にAmazonでですけど。

僕がネットでの情報よりも本を優先するのは、情報の質が高く、また信用性が高いから。もちろん本にもピンキリがあって、全く読む価値の無い本もたくさんあります。それにベストセラーだから必ずしも良い本とは限りません。それでもたくさん本を読んでいるうちに、本の選び方も上達しました。

僕はネットで情報発信はしているけど、ネットの情報は基本的に信じません。というのも、ネットにせよテレビにせよ、無料の情報媒体は、基本的に責任が生じません。お金を取って情報を出しているのなら、その情報にお金を払った人は、情報が間違っていたり古かったりすればきっと文句を言うでしょう。情報を出す側も、お金を受け取る以上はお金以上の価値ある情報を出すよう努力するはず。

でも、テレビもネットも視聴者からお金を取りません。お金を取らないから責任も生じません。テレビやネットはボランティアで存在しているわけでは無く、目的があってスポンサーがいるから成り立つのです。

ということは、テレビやネットといった無料情報は、そのスポンサーの都合で作られているということ。だから嘘だとまでは言いませんが、スポンサーの都合に合わせて作られた情報であることは否定できないでしょう。

もちろんこうして発信している僕の情報もまた、僕のクリニックの宣伝であり、僕のクリニックの都合に良いものとなっています。タダにはちゃんと裏があるもの。そしてネットでは決して手に入らない情報というものがあるので、僕は本を読むのです。僕以外でも発信力や影響力のある人は皆、本を読んでいますよ。

参照:https://www.facebook.com/shukaku.nagao/posts/2053435438067683

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