福島の農家ですら食べないという「福島の米」…その生産量の65%は外食産業などへ使われている。知らぬ間に私たちは食べて応援をしている。

お気付きの方も多いと思いますが近年外食産業では「ご飯大盛自由」「ご飯おかわり無料」などの飲食店が増えています。
またスーパーやコンビニの売り場では「国産米使用」の表記が目立っています。

もちろんそれらの全てではありませんが、その中には福島産の米が入っている可能性があり、知らぬうちに食べて応援している人も多いのではないでしょうか???

これは3.11フクシマ以前のチェルノブイリ時でも既に行われてきていることで、「イタ飯ブーム」「パスタブーム」はまさに「食べて応援」だったと言われています。

「健康」の尺度は人それぞれですが、知らぬうちに意図せぬものを食べていないでしょうか??

福島県で生産されたコメのうち、外食や弁当などの「業務用米」として使われる割合は65%を占め、全国で2番目に高くなっています。

農林水産省は仲卸業者を対象に、去年6月までの1年間に全国で生産されたコメの流通先を調査し、家庭向けのコメと業務用米の割合をことし3月に公表しました。
それによりますと、全国では家庭向けが61%だったのに対し、業務用米は39%でした。
都道府県別に見ると、福島県の業務用米の割合は65%と前の年より1ポイント高くなり、都道府県別では群馬県に次いで2番目に高くなりました。
次いで、岡山県と栃木県が63%、宮城県が57%などとなっています。
福島県内の業務用米の銘柄の内訳は、コシヒカリが68%、ひとめぼれが25%、天のつぶとそのほかの銘柄が3%となっています。
農林水産省の担当者は、「福島県産のコメは、震災のあとの風評で比較的価格が低くなっているが食味はよいため、業務用米として使われる割合が多いのではないか」としています。
福島県は今後も県内産のコメに対して、業務用のニーズが続くとみています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20181106/6050003324.html

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