免疫を正常に活性化させる12の習慣・・・あなたは大丈夫???

免疫を正常に活性化させる12の習慣

①食品添加物・合成化学物質を避ける

現代の食生活や環境の問題の一つに、加工食品に含まれる添加物や、合成された化学物質(医薬品、化粧品、洗剤、農薬、除草剤、石油化学製品)の継続的な曝露があることです。これらの共通する問題点は、細胞内で活性酸素を発生させること、そしてミネラルをキレートしたり、ビタミンを消耗させてしまうことにあります。
 

②旬のものをよく食べる

旬のものをよく食べることは、栄養価を効率よく取り入れる手段の一つです。ただし、野菜は鮮度がポイントとなりますので、できるだけ地元で採れた野菜や産地直送のものにこだわりましょう。植物性食品には免疫を活性化するものが多いので、日頃からいろいろな種類を選んで摂取していくのがいいでしょう。
 

③最適量のタンパク質を摂る

免疫の要はタンパク質です。最適量のタンパク質を摂取していくことは免疫を活性化する最も重要なポイントとなります。ただし、極端な動物性タンパク質の摂り過ぎは未消化タンパクの蓄積の原因となり、腸内腐敗によるアンモニアなどの有害物質を多く発生させてしまうので注意が必要です。
 

④亜鉛とマグネシウムを摂る

免疫ミネラルといえば、亜鉛とマグネシウムです。特に亜鉛は免疫細胞の顆粒に多く含まれ、これにより病原菌に対する抵抗力が高まります。また、これらはビタミンA、B群、Cと共に働きます。なお、免疫の火消しには、セレンも必要です。
 

⑤新鮮な空気を取り入れる

免疫細胞のエンジンを生み出しているのは細胞内のミトコンドリアです。ミトコンドリア機能が低下していると免疫の働きは鈍ります。新鮮できれいな空気を毎日取り入れることで、ミトコンドリアが必要とする酸素を送り込む必要があります。
 

⑥自然や土と触れ合い、極端な清潔を避ける

幼児の頃から極端な清潔志向は免疫を低下させることになります。自然や土と触れ合うことで、免疫は微生物と訓練を重ねていきます。これによって、寛容や抗原の判断力をアップさせます。
 

⑦日光をあびる

日光を浴びることはビタミンDを合成させることに役立ちます。ただし、UVケアクリームはビタミンD合成を阻害します。ビタミンDは正常な免疫活動に必要不可欠のホルモンです。
 

⑧体をよく動かす

体をよく動かすことで、血流の改善や代謝や活力アップ、そしてミトコンドリア機能向上に役立ちます。
 

⑨油を選ぶ

脂質の種類と免疫の働きはとても深い関係があります。飽和脂肪酸やリノール酸の摂り過ぎは免疫を暴走させてしまう一因となります。また、オメガ3油が不足していると、免疫を収束させることができず、慢性炎症体質の原因ともなりえます。油を選ぶことは正常な免疫機能を維持することに直結します。
 

⑩現代の小麦食品を避ける

農耕が始まり、世界のあらゆる地域で小麦を主食とする民族が増えました。しかし、現代の小麦品種はその当時のものと栄養素に違いがあります。特にグルテンという粘り気の強く消化しにくいタンパク質に問題があります。正常に消化できればいいのですが、現代人はなかなか消化できずに、この未消化タンパク質や未消化ペプチドが免疫を暴走させたり、炎症を持続する原因となっています。乳製品にも注意。
 

⑪体温36.5℃前後を維持する

免疫の活性や体内の酵素を効率よく働かせる温度は37~36.5℃前後です。低体温になると、免疫力が下がり、体は弱くなってしまうのです。
 

⑫よく笑う

よく笑うことは自律神経を整えたり、免疫を活性化することに直結します。気づいたら最近腹から笑っていないということが現代人にはあります。自然に笑いがおきることがいちばんいいのですが、忙しい現代では意識して笑うことも大切です。
 

※よくある誤解や疑問が、「免疫を上げることは余計な炎症を引き起こすことになってしまうのではないか?」というものです。しかし、これはちょっと違います。本来の免疫という意味は、外敵に対する正常な炎症が起き、その後きちんと抗炎症によって収束される、一連の流れのことをいいます。免疫抑制と免疫の収束は別もので、意味が違います。免疫抑制とは、免疫機能自体を抑えてしまうものであり、抗炎症とは免疫そのものを抑制するものではなく免疫の火を消して収束させるものです。

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