この食材は身体によいからと言って「食べ過ぎる」ようなことはやめた方がいいでしょう。〇〇こそが人類最強の食事なんてものは存在しない。

この食材は身体によいと聞いたからと言って、すぐにそれを「食べ過ぎる」ようなことはやめた方がいいでしょう。

身体によいその食材が「高摂取」によって発揮するとは限りません。むしろ、高摂取になると副反応の方が目立つ場合もあります。

そして、低用量の摂取こそが、私たちの身体に大きな恩恵をもらたらすものも沢山あることを知っておいてください。

人はわかりやすいシンプルな情報を求めます。それは決して悪いことではありませんが、それとは反面、私たちの身体の仕組みは非常に複雑であり、文明や医療の開花によって大きく個体差があらわれているため、シンプルに行かないことが多いのです。

栄養学や機能性医学は全く発展途上の分野です。栄養学の悪いところは、その栄養素の良い点だけもてはやされ、その面しか広がらないことにあります。デメリットの部分はないがしろにされることが多いのです。

栄養療法=安全とは決して言えないのです。いまだに未知の部分や未知の成分が多く、常に新しい情報と過去の定説との検証が議論の的となり、現に矛盾だらけです。

だからこそ、治療や予防の体系化はいまだ帰着できないところが多いのです。この日々刻々と変化する新しい情報や古き良き伝統的な教え(リバイバル)をいつでも受け入れることができるように、私たちの脳みそも常に柔軟にしておく必要があります。頭の固い人には何を言っても無駄ですし、相手にする必要はありません。

テレビやSNSでの、安易な考えや情報には特に注意が必要です。もっともらしい理論こそ、そこには大きな落とし穴があると、私は実感しています。正直、何度やられたことかと思いますが、よくよく考えれば鵜呑みにした自分も悪いのです。中途半端な知識は犯罪となりえます。

栄養とは最適量があり、高用量で発揮するもの、低用量で発揮するもの、さらに個体差によって変わるもの、単体で攻めた方が良いパターン、多種類の低用量で攻めた方が良いパターン、いろいろあります。

〇〇こそが、人類最強の食事なんてものは、全くもって存在しないのです。

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