国家公務員になりたての若者もすぐに転職を考えるようになるガタガタの体制。その体制崩壊への兆しが見えて来ているようです。
JIJI.com
リンク
からの引用です。————————————————————-
「転職考えたい」が3割=国家公務員新人アンケート-人事院国家公務員
人事院は14日、主に2018年度に入省した国家公務員総合職(大学院修了・大卒程度)の職員を対象に実施したアンケートの結果を発表した。「転職を考えたい」と答えた人が17年度より5ポイント近く増えて3割に達した。人事院の担当者は「民間の中途採用の意欲が高く、挑戦志向の人が増えているため」と分析。官僚の不祥事が相次いだ影響については否定的な見方を示した。
定年延長、21年度にも着手=公務員、65歳に段階引き上げ
調査は職員749人に行い、99.6%が回答した。国家公務員としていつまで働きたいかとの問いに対し、「長期間勤めてから転職を考えたい」は21.2%(17年度17.9%)。「条件が合えばいつでも転職を考えたい」が9.0%(同7.6%)、「若いうちに転職を考えたい」が2.0%(同1.9%)だった。一方、「定年まで働きたい」は46.2%(同54.5%)で、約1割減った。
———————————————————-
国家公務員と言えば、安定志向の収束先の最たるもの。
受験エリートの終着点。それでも、入ってみたら、旧態依然とした序列体制、上は、不祥事の連発、いくら収入が高値安定しても、仕事本来の人の役に立つ充足が得られないのなら、長く居たくはないと思うのも当然。
収入は確保して、趣味に生きるという方法も、今や活力にもならない。この現象は、既存の日本と言う国家の仕組み、受験体制が根本的に変わって行く切っ掛けになる意識潮流ではないでしょうか。