ストロンチウムの拡散実態…福島第一原発の地下水と関東の人体汚染、水は地下で広範囲に繋がっている。

ストロンチウムの拡散実態。

「福島第一原発の地下水と関東の人体汚染」取材・文 神原将

【ストロンチウム人体汚染】
 2014年広島県にて、とある専門医療関係のフォーラムが開催された。そのフォーラムに講師として出席した医師のひとりJ天堂大学S医師が、楽屋にて多くの医療関係者が挨拶に訪れる中、ある事実を発表した。

「関東の2人に1人がストロンチウムに人体汚染されていることが分かりました。またそのなかの多くの方からプルトニウム汚染も見つかりました」

 S医師は、都内J天堂大学病院に所属しており、独自にここ2年間人知れず通院してくる患者の協力を得て、人体汚染を調査してきたという。

そのきっかけは、S医師が自身の専門分野の関連として「放射能被曝と老化現象」を調査研究しようと考えたからだ。

2人に1人というのはショッキングな結果だ。同フォーラムに出席し、S医師の発表を聞いた別の腎臓内科の専門M医師は次のように話す。

「私たちの立場で、赤裸々にこうした調査研究をマスコミに発表してしまえば、特定秘密保護法が足かせになる場合もあるし、業界内外から圧力があるのは避けられないだろう。
 神原さんがS医師から立ち聞きしたということで、資料やソースまでは示せないまでも、意識の高い方々にそれとなく知らせることはしてもいいのではないか」

M医師の力添えを得て取材を続けることに決めた。S医師が調査したストロンチウムの人体汚染が、関東の広い地域でみられているのはどういう理由からだろうか。

徳島T病院の医師によると「ルートは水道水、もしくは野菜、または塩ではないだろうか」という。

 水道水であれば水源が汚染されただけで、その水源に依存する広範囲の地域に影響がある。また、流通に乗る野菜などの食材も同様のことが考えられる。何より、ストロンチウムは水に溶けやすいことが分かってもいる。

【止まらない地下水汚染】
 S医師から関東の人体汚染のことを耳にするのとほぼ同時期に、私はチェルノブイリ原発事故の石棺対策の際に、汚染水の漏洩を防ぐために技術指導をした日本人エンジニア、江口工氏への取材も行うことが出来た。

江口氏は、黒部ダムや青函トンネルの貫通工事の際に、滝のように湧き出る地下水を魔法のように止めて見せたトップエンジニアだ。

その江口氏の技術を知っていた旧ソ連政府は、チェルノブイリ事故の翌日には、江口氏に汚染水対策のために技術指導を仰ごうと、アカデミーから3人の人材を派遣している。当時のマスコミは、この事実を報道しなかった。

江口氏に地下水汚染のことを聞いた。
「福島第一原発の地下水は日産1000トン規模だといいます。福島第一原発の建つ地域には水量豊富な川が流れていて、それを埋め立てたとあります。建設に関わった専門家なら誰でも分かる事実です。

そのため、原発建設当初から溢れ出る地下水には困っていましたから、多数の井戸を掘って常時水を抜くようにしたわけです。それがサブドレーンの役割です。

しかし原発事故後、海洋汚染を避けるために水ガラスなどを利用して、汚染水をせき止めました。それがかえってあだとなり、水路(みずみち)が閉ざされたことで、豊富な地下水が原発の地下をずぶずぶの状態にしながら、他の地域へと流れていこうとしています。

そして、福島第一原発の地下汚染水をこのまま放置しておくと、遠からず関東のやわらかいスースーの地下を行き交うようになります」

江口氏によると、地下の世界では地上と違い、水は高いところから低い場所に移動するだけでなく、圧力によって、たとえば低い場所から高い場所へ、海側から陸側へといったように自由に移動するという。

そのスピードは100メートル進むのに1年かかる場合もあれば、数十キロメートルをわずかな時間で進むこともあるという。地表から眺めただけでは推測不能だという。

もしも、福島第一原発で溢れ続ける地下汚染水が、関東の水源にすでに到達しているとしたら? ストロンチウムは水を媒介して、水の環境循環に乗り、広く拡散、汚染することが分かっている。

たとえばその結果、S医師の調査した人体汚染に繋がるとすれば、一見すると異常だと思われる調査内容にも、道理がいくのである。

原発事故で開いてしまったパンドラの箱は、福島だけでなく、日本そのものを飲み込もうとしている。

Q:ストロンチウム、何が増えるの?
A:よく言われる白血病、血液・リンパの疾患はもちろんだが、
糖尿病が増え、すい臓がんが爆発的に増える。
(ストロンチウムは、核変するとイットリウムとなり、
膵臓に偏在蓄積する。)

答えだけ書いておくと、ストロンチウムは水が鍵。
セシウムと異なり、計測はされていないので要注意なのである。
これ除去するのは、RO(逆浸透膜Reverse Osmosis membrane water filter).
(これ明確にわかっているが、薬事法の関係で商品説明には書けない。(これは実測検査してもらえばすぐにわかること。サンプルが難しいけどね。広島大の実験結果などが存在する。)
なので、Solutionは、RO+水素水(ヒドロキシラジカル消去)
なのである。製品のうちベスト(水素濃度、充填方式(電解式はNG、ヒドロキシラジカルが発生してしまうため、何をやっているのかわからなくなる))はこれ、クリニック、スポーツクラブ、ごく一部の飲食店(白金にある東大医科研と東洋医療の共同研究を行っている中華料理店)、イオン(全店)が使っている。まだまだ高額ではある。http://aregawater.com/ )

【写真】
ストロンチウム、実測。米軍→ホワイトフード。
(量はセシウムと完全相関だが、分布は全く違う。
特に水脈経路に注意。)
https://news.whitefood.co.jp/放射能とたたかうブログ/1861/

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