世界で一番 遺伝子組み換え食品を食べているのは日本人!市場に出回る危険な遺伝子組み換え作物の実態

2015年5月 、アメリカ、アフリカ、ヨーロッパをまたぐ40か国、400以上の都市で、一斉に行われた米農業バイオ大手モンサント社とその遺伝子組み換え作物・農薬に対するデモ。年々拡大していくデモは遺伝子組み換え作物が世界規模の問題となっていることを浮き彫りにしています。

遺伝子組み換え作物で世界の90%のシェアを持つMr.モンサント。 
モンサント社はベトナム戦争で使用された枯葉剤を製造した会社です。 
戦争後は牛成長ホルモン剤、除草剤の「ラウンドアップ」、遺伝子組み換え(GM)作物などで事業を拡大。

「世界の飢餓を救うために遺伝子組み換え作物が必要」と主張していますが、私の目にはベトナム戦争で多くの犠牲者を出した枯葉剤を製造していた40年前と、やっていることは全く変わらないように映ります。

アメリカ軍がベトナムの空からバラまいた枯葉剤。
今、遺伝子組み換え作物の広大な大地へバラまかれている除草剤・・・。

Mr.モンサントを始め、遺伝子組み換え推進企業は口をそろえて「遺伝子組み換え作物は安全」と言います。
しかし世界の実態を目にすると彼らの言う「安全」の定義に疑問を感じてしまいます。

世界で一番遺伝子組み換え食品を口にしているのは、私たち日本人です。
ベトナム戦争での悲劇はまだ終わっていない・・・そう感じているのは私だけでしょうか?

●遺伝子組み換え作物の主な問題点

1.モンサント社のGM作物が私たちに与える未知の健康被害

自然界の害虫・雑草が死滅するほどの除草剤でも、枯れずに育ち続ける作物・・・
それがGM作物。 
ベトナム戦争で使用された枯葉剤を製造したモンサント社の 次の収入源はラウンドアップという除草剤でした。

ラウンドアップは枯葉剤と同じように無差別に全ての植物を根こそぎ枯らしてしまう薬です。
この除草剤の生産工場の排水溝で見つかった除草剤耐性微生物の遺伝子を組み込んだのが除草剤耐性ダイズ。

遺伝子組換え作物は品種改良とは異なり、複数の異なる生物の遺伝子を人工操作し、自然界に存在しなかった作物に作り変えたもの。 
その私たちへの健康被害は今だ未知数・・・それが現実です。 

2.モンサント社のGM作物とペアで使用される強烈な毒(ラウンドアップ除草剤)。
規制の緩い日本に集まってくる遺伝子組み換え作物。

ラウンドアップ除草剤はWHOのがん研究外部組織が「発がん性が認められる物質」と指摘しています。 
その耕法は、まずラウンドアップで農地の雑草を根こそぎ枯らし、次に耐性ダイズの種子を撒き、途中でもう一度ラウンドアップで除草。

手間はかからず、生産コストを下げて利益率を上げる耕法、そこに私たち消費者への配慮はあるでしょうか?
ラウンドアップなどの有機リン系の除草剤は子どもの脳への影響を危惧する報告やアレルギー疾患のリスク、ダイズ中のホルモン撹乱作用、
免疫力低下を示唆する報告もあります。

このラウンドアップがGM作物に残留している可能性は高いといえます。

流通規制の厳しいヨーロッパでは遺伝子組換え食品はほとんど出回っていません。

今、世界でGM作物は問題視されており、どうしても規制の緩い日本に集まっているのが現状。 
海外から日本へ輸入されるGM作物は牛や豚などの家畜飼料、お菓子、植物油など様々な加工食品、加工原料として形を変え、あなたの食卓に並びます。 
私たち日本人は世界で一番多く、遺伝子組み換え作物を食べているのです。

後略

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