【注目すべき書籍の紹介】医者には絶対書けない幸せな死に方・・・たくき よしみつ (著)

医者には絶対書けない幸せな死に方 (講談社+α新書)

たくき よしみつ (著)

【医者には絶対書けない幸せな死に方 】たくきよしみつ著
〜最期はポックリ穏やかに・・・でも、このままでは死ぬに死ねない!〜

•日本人のおおよそ8割は病院で死にますが、病院ではまず『安らかに』は死ねません!

•病院のベットに何ヶ月も縛りつけられたまま延命されて拷問のような状態で死を迎える!

•日本が世界でも稀にみる超長寿・超高齢国家になった今、【死に方】【死に場所】【死に時】を間違えることは恐ろしいことです!

•親の介護でお金も時間も使い果たし、自分の番になったら幸せに死ぬために資産が残っていない!

第1章 死に方の理想と現実

12 自力で生きられ期間が10年以上も!
14 老衰ではなかなか死ねない
15 病院で『拷問死』させられる恐怖
17 癌より怖い脳卒中
20 死ぬまで知性を働かせることの難しさ

第2章 医者・病院と正しくつき合う技術

34 病院の『90日ルール』
45 終末期ではQOL重視の医者を選べ

第3章 癌で死ぬという解

53 癌は予防できるのか
58 癌検診は必要か
60 なぜ医者は癌で死にたいと思うのか
64 癌治療のやめ時と病院からの逃げ方

第4章 本当にアルツハイマーなのか?
77 『匙加減』をしない投薬で殺される

第5章 認知症の親と向き合う
87 『買い物依存症』で老後資金を使い果たす
90 家族崩壊

第6章 大切な老後資金を奪われないために
105 弁護士も群がる認知症老人資金

第7章 老後破産しないための経済学
120 80代の親の面倒を60代の子がみる時代
124 老後破産が起きる原因
140 墓というやっかいな『遺産』

第8章 死に場所としての施設を見つける技術
150 家族と同居の老人のほうがストレスが多い
156 特養でも月に20万円!?

第9章 『ここで死んでもいいですか?』
184 死に場所を見極めるキーワード

第10章 死に方・死に時は選べるのか?
200 『主役』の尊厳を軽視する日本の医療・介護現場
202 日本では『積極的な安楽死』は殺人罪
206 延命措置は一旦始めるとやめられない
215 死ぬ前のチエックリスト1〜11を確認しましょうね!

「できればポックリと死にたい」「穏やかに死にたい」。
でも、そのためには準備が必要。
このままでは、死ぬに死ねない!

病院死が8割を超える現代日本。
そのほとんどの人が終末医療を経て亡くなる。
じつはこの終末医療、死にゆく人にとっては、「拷問」に等しい苦しみということはご存じだろうか。
人は死ぬ間際になると、栄養をほとんど必要としなくなり、枯れるように亡くなる。
いわゆる餓死のような状態が自然で楽な死に方。
しかし終末医療では、そうした状態の人に延命と称して、チューブで無理矢理栄養や水分を送り込む「処置」が行われる。
そうやって死ぬに死ねない状態で、苦しみながらベッドの上で数ヵ月生き続けることになる。

それが本人にとって、家族にとって幸せな死に方なのだろうか?

いまでは「ムダな延命措置を拒否する」ことを希望する人も増えてきたが、
それでも一度、状態が悪化してチューブを取り付けられたら最後、
それを途中から外すことは、いまの日本ではきわめて難しい。

そのような状態にならないためにはどうすればいいのか。

本書では家族を相次いで介護することになった著者が、
自らの体験をベースに、本人にとって、家族にとってベストの選択とはなにか、
どうすればそのベストの選択ができるのかを明らかにしていく。

医者との付き合い方、介護施設の見つけ方、どのくらいカネがかかるのかなどなど。

人生でもっとも大切な最期の時間をみんなハッピーに過ごすためのガイドブック。

たくき よしみつ
1955年、福島県生まれ。小説、デジタル文化論、デジカメ写真、狛犬美術など、幅広い分野で執筆活動。50代から福島県川内町に居を移すも、東日本大震災後、日光市に移住。著書に『デジカメに1000万画素はいらない』(講談社現代新書)、『大人のための新オーディオ鑑賞術』(講談社ブルーバックス)、『テレビが言えない地デジの正体』(ベスト新書)、『裸のフクシマ』(講談社)など。
WEBサイト http://takuki.com/

参照元:Amazon (医者には絶対書けない幸せな死に方 (講談社+α新書))

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