人間は幼い時には、なんとしてでも親に愛され面倒を見てもらわなければ生きていくことはできません。
そのために、子どものころに書いた自分の人生脚本は、役に立たない部分、もういらない部分が出てきます。
その書き換えが必要になってくるのですが、脚本に無意識のうちに従って生きようとするので自分を変える不安、抵抗を持つのでしょうね。
先日も自己否定の話をしましたが、それは違うと思った時には、向き合って書き直しすると楽なんですよね。
しかし、間違っていると思ったり、今の自分にはそぐわないと思っても不安が先だって向き合うことができないのでしょう。
心理学の多くは「自己肯定感を高めること」ばかり強調しますから、否定ができなくなってしまっているのでしょうね。
「これが私の運命」
「わかっちゃいるけど今更どうすることもできない」
そう思いながらこれまで通りの脚本を生きているのです。