仮想通貨は金融支配者達が作った通貨の支配網から脱却できる新しいアイテムだが、現状を見てみると仮想通貨で一儲けの方向ばかり目立つ。

「仮想通貨は、ロスチャイルドをはじめ、これまでの金融支配者達が作った通貨の支配網から脱却できる新しい時代の救世主」

そんな言われ方もする仮想通貨ですが、確かに、このまま資本主義経済が続き、世界が一変するようなカタストロフィーが発生しなければ、これからの時代に仮想通貨は主流の通貨の1つとなるかもしれません。

この新旧切り替えの節目の今、それを見据えて自己責任で投資し、大儲けするものアリだとは思いますが、現実的な通貨にしろ、仮想通貨にしろ、お金はあくまでもツールであり、それ自体の収集を目的にすると人生の方向性もおかしな方向に行ってしまいます。

お金をたくさん持って、その先で何をしたいのか、自分が本来やりたいことが何なのか、その辺りが明確となっている人は、きっと大きな資金を手にしても、それをしっかり循環させて、理想的な現実を生み出して歩んでいくと思いますが、お金を手にした先の目標がない人が、うっかり大金を手にすると、思いもよらない不幸が待っていたりもします。

自分の身の回りでも、大金を手にしたまでは良くとも、その大金を一瞬に失ってしまうだけでなく、人生を棒に振ってしまう人も何人も見てきました。

「100%安全」

という言葉は、原発でも無意味であったように、この地球上ではありえないことなので、仮想通貨も想定されるあらゆるリスクを考えながら運用していかないと怖いものであります。

人為的なハッカーの脅威だけでなく、AIの暴走や巨大太陽フレアによる大停電によるシステム障害、仮想世界だけに依存していくと、どこかで大きく足元をすくわれてしまって大混乱となってしまうかわかりません。

個人的には、今のリアルの紙幣もまた、なんの裏付けもなく印刷機で無尽蔵に刷られていることに疑問だらけですが、仮想通貨もまた、なんの裏付けもなく価値が決められていくことは、やはりマネーゲームの世界であり、この実体なきマネーゲームは、資本主義経済の終焉とともに終わっていくものと思います。

かといって、金本位制の金融システムへ戻るのも考えづらく、通貨は仮想通貨のようにグローバルに国を超えた地球規模の通貨から、真逆に小さな世界の地域通貨が主流となってもおかしくはないかもしれません。

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