人生を豊かにするには軸を複数持つこと。確かに余裕を持てそうだが、凡人には無理でしょ。限られた才能をもつ人だけの考え。

二つ以上の軸を持つこと

人気お笑いコンビで絵本作家の顔も持つ西野亮廣氏ですが、彼が言うには「自分の軸を複数持つこと」が、人生を豊かにする秘訣だそうです。

なるほど、自分の軸が一つしか無ければ、その軸がダメになった時に人生も終わります。でも、軸が複数あれば、別の軸で何とかなりますからね。軸は一つよりも複数あった方が良いに決まっています。

でもね、世の中の人の大多数は、一つの軸すらまともに築けないままに一生を終える人たちです。一つの軸すらまともに築けないのに、複数の軸なんて築けるわけがありません。それどころか、中途半端なスキルをいくら集めても、無駄に中途半端なスキルを持った中途半端な奴にしかなりません。中途半端な人間は、どこからも必要とされず、不遇の人生を送ることになるのです。

そもそも一つでも自分の確固たる軸を作ることができる人間は、元々の出来が良い人間であり、エリートなのです。キングコングといえば、若いころから注目されているお笑いコンビで、かつては賞レースを総なめし、若くしてテレビのレギュラーを持つくらいの実力者です。そんな才能あふれる西野氏が絵本作家になって、これも成功するというのは、たまたまや偶然などでは決してありません。

西野氏の逸話から教訓として学べることは、結局才能のある人間というのは、何をやっても成功できるってこと。生まれながらの才能の差が、その後の人生を決めるということに過ぎません。

だから、彼の書いた成功の法則やビジネス本の内容というのも、僕からみれば才能のある人に典型的な生き方だなって思うだけ。よくある成功本と同じく、共感はできてもいざ自分が実践しようとしてもできないという、お決まりのパターンに過ぎません。

自分の軸を持つことは重要です。でも多くの人は一生のうちに自分の軸をようやく一つ持てるか持てないかという話に過ぎません。それでも自分の軸を持とうと努力すること無しに、自分の軸は築けません。複数の軸を持つことを考える前に、まずは一つの軸をきちんと作りましょう。地に足をつけた行動だけが、報われるものなのですから。

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