【輸血 危険】。はっきりいってしまえば輸血をすることで免疫は下がり、発がん率が著しく増すことになる。

輸血には感染リスクとは別の重要な問題がある。免疫機構が重大な仕事をしており、それは感染症と闘うだけでなく悪性(ガンなど)の細胞を検出し破壊することはご存じの通りだが、輸血はこれに関与している。はっきりいってしまえば輸血をすることで免疫は下がり、発がん率が著しく増すことになる。雑誌「cancer」はオランダで行なわれたある研究の結果を次のように伝えている。

「結腸ガンの患者の場合、輸血は、長い間生き延びることに関してかなりの悪影響を及ぼすことが分かった。このグループの場合、輸血した患者の48%、輸血をしなかった患者の74%が約5年、生き延びた」。つまり輸血をしなかった患者群のほうが経過が良く、長生きしたということだ。これまでの説明を振り返ればそれも当然かもしれないが、このことは免疫とも密接に関連すると推測される。
また南カリフォルニア大学の医師たちは、ガンの手術を受けた100人の患者に関する追跡調査を行なっている。

「喉頭ガンにかかった人のうち、病気が再発した割合は、輸血を受けなかった患者の場合が14%、輸血を受けた患者の場合が65%であった。口腔、咽頭、鼻もしくは副鼻腔のガンが再発する割合は、無輸血の場合が31%、輸血を受けた場合は71%だった」

これはつまり他人の血による血液製剤は、強力な発ガン物質と言っているに等しい。しかし現実問題として輸血製剤の多くは末期がんなどの患者や、手術をされるがん患者に投与されやすい構図となっている。末期がんであっても回復しないわけではない。しかしそれも途中で輸血をしてしまえばかなり回復率は下がるということを示しており、医学の教科書は徹底的なまでに癌を治さないよう仕組まれているということだ。

一説によると日本では40%以上の割合で手術などのがん患者に行なわれているらしい。とすると、末期がんだけでなくステージ2やステージ3など末期がん(いわゆるステージ4)ではないがんでも、輸血されることにより転移や悪化の危険を上昇させながら治療していることになる。まるでがん再発を加速しているようなこの治療が、もちろん治療ではなくマッチポンプであることをもはや指摘するまでもないだろう。

実はこれは免疫ではなくほかの疾患でも近い報告がある。たとえば「英国手術ジャーナル」誌が掲載した論文によれば、輸血が行なわれるようになる前、胃腸からの出血による死亡率は2.5%に過ぎなかったとなっている。しかし輸血が習慣的になって以来、大規模な研究の大半は10%の死亡率を報告しているのだ。実に死亡率が4倍にもなっているが、これはなぜか。前述してきたように輸血製剤による酸化、添加物、異物が入ってきたことによる免疫反応、抗凝固剤が混入されていることによるむしろ出血しやすくなること、などが挙げられるのだ。

輸血を受けた患者が普通の感染症(エイズとか肝炎という意味ではなく)にかかりやすいという研究もある。これも輸血することで免疫低下を示す一つの証拠になろう。たとえばP・I・タッター博士は結腸直腸の手術に関する研究で、輸血を受けた患者のうち、25%に感染症が見られたのに対し、輸血を受けなかった患者で感染症が見られたのは、4%であったことを伝えている。

また輸血は、手術前、手術中、手術後のいつ行なわれたものであろうと、感染性合併症と関連しており、手術後の感染の危険は、投与された血液の単位数に応じて、徐々に増し加わったことも報告している。また別の手術では、股関節置換術に際して輸血を受けた人の23%に感染症が見られたのに対し、輸血を受けなかった人には感染症が全く見られなかったことを報告している。

2004年の終わりごろブルース・スピース教授は、心臓手術の際に血液の主要成分を輸血することについて、「術後の経過が輸血によって良くなることを裏付ける医学文献はなきに等しい」と述べている。しかも、そのような輸血の多くが、「深刻な外傷以外のほとんどすべての場合において、益よりも害を及ぼすようだ」と書いており、「肺炎、感染症、心臓発作、脳卒中の危険」が増大するとも指摘している。

ほかにも輸血製剤は病気の悪化をもたらす。輸血製剤は赤血球や血小板だけでなくアルブミンやγグロブリンも含まれるが、たとえばSAFE STUDYという研究では外傷でICUに入室した患者のうち、外傷にアルブミン投与した群のほうが外傷がなかった群と比べ死亡率が高いことを指摘している。外傷というとまさに救急のイメージだがそこにアルブミンが使われるほうが死亡率が高いというのは、これまで述べてきたことの延長に過ぎないだろう。

急速にアルブミンを投与するとむしろ心過負荷などの循環障害や肺浮腫を起こす可能性が記載されている。またアルブミンは一般臨床では肝硬変などに投与されることが多いようだが、こちらも添付文書にはたとえアルブミンを投与しても血管内にとどまらず血管外に漏出するため、かえってアルブミンの分解が促進される旨が記載してある。薬物書でもそのように病態の悪化を指摘する記載があるのに、病院ではこのような使い方は平気で行われている。

輸血は血液問題だけでなく人体の様々なところに負の作用をもたらす。それを覆す理論を見出したのがルネ・カントンだった。カントンは人の血を輸血することよりも、海水を血液代わりに使ったほうが圧倒的に良いことを発見した。人は海から生まれ海へ帰るのか。いまは厳密なカントン療法をするのは難しいが、カントンの水は様々な治療効果をもって、私たちの周りに今でも存在している。ハイパーカントン水はスポーツ飲料代わりとしても、非常に効果が高い。

https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/1529622317121516

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