2020年代から地球は「ミニ氷河期にほぼ100%突入する」

かなり近い将来、小氷河期が訪れることは間違いないようだ。地域ごとの農産物の生産種目の変更と生産量確保の体制づくりが急がれる。

リンクより①のつづき

●太陽の逆行サイクルと小氷期 リンク

木星と土星は、1226年以来、約 800年間見られていないことをしようとしている。この太陽系で最大の 2つの惑星は、今月 12月の後半に中世以来見られなかった「何か」をするだろう。それにより、このふたつの惑星は二重惑星のように見えるはずだ。

このまれな出来事は、2020年12月21日の日没後、冬至の始まりに起きる。米国ライス大学の天文学者パトリック・ハーティガン (Patrick Hartigan)氏は、以下のように述べている。

「木星と土星のふたつの惑星間の整列そのものがまれな出来事で、発生するのは 20年に 1回程度です。しかし、今回の整列は、ふたつの惑星が互いに接近しているため、このようなコンジャクションは非常にまれです」

「夜空に見えるこれらふたつの惑星間のより緊密な配置を確認するためには、私たちは 1226年 3月4日の夜明け直前までさかのぼる必要があります」

米作家ロバート・フェリックス氏は著書『火によってではなく、水によって (Not by Fire but by Ice)』で以下のように述べている。引用させていただく。

●『火によってではなく、水によって』より

米コロンビア大学の地質学名誉教授であるローズ.W.フェアブリッジ (Rhodes W. Fairbridge)氏とジョン.E.サンダース (John E. Sanders)氏の研究によると、これらの整列は「太陽の逆行サイクル」として知られているものを引き起こす。このサイクルには、太陽のスピン速度と太陽の出力の両方の変化が含まれる。それにより、太陽の出力は急激に低下する。

逆行運動自体は、惑星の引力によって生み出される。それは主に土星と木星の引力による。土星と木星が両方とも太陽系の同じ象限(円周の4分の1)にあるとき、それらは太陽に対して、より大きな引力を及ぼす。この太陽の逆行サイクルの発生は否定できない。フェアブリッジ氏とサンダース氏のふたりの名誉教授は以下のように述べている。

「太陽の周期性は、今や人間の生活に影響を及ぼす重要な事実であると考えられなければなりません」

西暦 1600年代初頭に小氷期(ミニ氷河期)が始まったが、この小氷期というものは「周期的に繰り返される」のだ。先ほどのコロンビア大学の地質学者たちの先進的研究では、地球の気候は、信頼できる予測可能なサイクルを持ち、暖かい状態から寒い状態、寒い状態から暖かい状態まで振動しており、そして、寒冷化のサイクルは、178.73(±0.27)年ごとに訪れている。

この周期は、太陽系の重心の周りの逆行性または時計回りの動きによって引き起こされる。この太陽逆行性の分野の研究において最も重要な科学者は、ドイツの「太陽活動周期調査のためのシュロイター研究所の創設者である故セオドア・ランドシャイト博士だろう。ランドシャイト博士 は、1976年に彼の研究結果を発表し始めた。

地球上では、太陽の逆行サイクルが地磁気強度の変動を引き起こし、気候に急激な、そして極端な変化を引き起こす。変化は非常に深刻であるため、ひとつのサイクルごとに(約 360年ごとに)地球は小氷期に突入する。このサイクルは、何億年もの間、地球を悩ませてきた。

「360年の周期を持つ小氷期サイクルは、ジュラ紀のモリソン累層にまで現れているのです」と、研究地質学者のジャック・ザウアーズ(Jack Sauers)氏は言う。

「この小氷期のサイクルはローマ帝国の崩壊とも相関しています。またそれはシュメール王国の崩壊とも相関しています。オスマン帝国の崩壊とも相関しています。古代ギリシャ帝国の崩壊とも相関しています。そして、このサイクルは現在、現代国家の崩壊とも一致すると考えられるのです」とザウアーズ氏は言う。

最後の小氷期のサイクル(前回の小氷期が始まった時)は、ほぼ正確に 360年前なのだ。フェアブリッジ氏とサンダース氏は、これまでのパターンが今回も当てはまるとした場合、「過去と同様の小氷期が始まる」と述べている。
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参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=362458

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