東京都、三角コーンやポールを並べて食品配布を排除か 「これでは弱者の敵だ」 困窮者はよけながら受け取り

fgt東京都庁の敷地の一部に今月中旬、歩道との境界を示す複数の三角コーンが突然設置された。

・【独自】困窮者に食品配布会、無情の三角コーンやポール 東京都庁と歩道の境界に「入るな」警告? 

 都がコーンを置いたのは、都庁第1本庁舎と議事堂の間を南北に走る都庁通りの高架下。雨天時、団体は困窮者らに、屋根代わりとなる高架下の都庁敷地に並んでもらっていた。

 コロナ禍で利用者が増え、歩道に並ぶと密になるため、天候にかかわらず、敷地に並んでもらうように。しかし、4月ごろから、敷地から出るように都職員が求めるようになった。

 食品配布に157人が集まった今月14日、都は団体側に説明もないまま、幅約30メートルの敷地と歩道を隔てるように、コーン約20個を2列に並べ、それを結ぶポールを設置した。敷地に並んだ人はポールを避けて通り、歩道に出て食品を受け取った。コーンは食品配布の後、撤去された。

 列に並んだ野宿生活の男性(39)は「食品配布で助かってきたのに、嫌がらせのようだ」と不快感を募らせる。ごはんプラスの大西連共同代表は「排除のメッセージと受け取ったり、中止と思って帰ったりした人もいただろう」と話す。

参照:http://blog.livedoor.jp/gunbird/archives/10321305.html

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