そもそもワクチンは効かない

インフルエンザの季節であり、特に今年はコロナとの同時流行の危険性があると言われている。インフルエンザの予防接種が推奨される一方、コロナワクチンの開発に期待の声がある。しかしそもそもワクチンには効果がるのだろうか?

ワクチンの中でも最もよく売れているものはインフルエンザ・ワクチンで、ワクチンは毎年WHOが前年流行のインフルエンザから、その変異を予測ぢて作成される。しかし、インフルエンザは(もちろんRNAウィルスであるコロナも)変異の多い、日々猛スピードで形を変えるウイルスのため、ワクチン用にウイルス変異の予測を試みても、到底予測できるものではなく、予測と実際の塩基配列に87%もの不一致が出ることもある。また、インフルエンザと診断された症状のうち、その90%近くが、ほかの病原菌によるものだったことが判明したことさえある。

ワクチンが効かない理由は、このウィルスの性質が一番大きいがそれだけではない。
その一つは、今のワクチンが鶏卵を使って培養されていることにある。
ウイルスが鶏卵中で増殖するうちに変異して、鶏卵で増えやすいウイルスが選ばれ、その結果、実際に流行しているウイルスとは微妙に違うものに変化してしまうのだ。そのようなウイルスからワクチンを作れば、型が完全にはあっていないのだから、当然、効きの悪いものになる。そのため鶏卵に代わる培養法が研究されているが、それでは突破できない構造がある

インフルエンザウイルスでは、「抗原原罪」とよばれる現象がある。
インフルエンザでは、たとえば、XとYという2種類のお互いによく似たインフルエンザウイルスが存在したとしてウィルスXに感染すると(あるいはXに対するワクチンを作って接種すると)、感染者(あるいはワクチン被接種者)は、通常、ウイルスXに対して抗体を作る。ところが、Xに対する抗体が作られているなかで、新たにYという、似ているけれども別のインフルエンザウイルスに感染すると(あるいはYに対するワクチンを接種すると)、この人は前のウイルスXに対しては普通に抗体を作り続けるものの、新しいウイルスYに対しては抗体を少ししか作ることができなくなるという現象だ。

さらには以前はワクチンを作るのに生きたウィルスを使っていいたが、ワクチンそのもので感染する恐れが高いため現在は不活性ウィルス(ウィルスの持つ感染装置を破壊したウィルス)を用いている。
生ワクチンというのは、感染力をもつウイルスでありながら、毒性を弱めているものだが、接種後に強毒性に戻るリスクがあり、危なくて使えない。 
そこで現在は、効果を犠牲にしてでも、感染力を叩いた不活化などの変性ウイルス等を用いている。 
しかし、この製法は殺したウイルスの、さらにその一部だけを使って作るので、体内で増えず、弱い抗体しか作れないし、ウイルスの一部に対する抗体しかできない。
効き目をあげようとすれば、危険性が上がり、危険性を下げれば効き目がなくなるという絶対矛盾の代物なのだ
さらには予防接種は皮下注射が一般的で、この不活化タイプを皮下注射すれば、血液中から外にはあまりでないIgGというタイプの中和抗体が誘導される。しかもこの抗体は血液中にしかできずのどや鼻には抗体ができない。だからウイルスはのどや鼻から入るから感染はまったく防げない。 

だから、厚生労働省も1994年には感染効果がないことを認め、小中学校での強制接種をやめた。その代わりに現在は「重症化防止を『目的とする』」と言っている。しかし、上記の理由から重症化防止の根拠はなく。重症化を防止に寄与したというデータもない。リンク

現在、ほとんどのインフルエンザワクチンには、相変わらずチメロサールという水銀を用いた保存剤やホルムアルデヒド等が用いられているリンク。効果が期待できないのに危険性だけがある状態が続いているのだ。

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参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=361443

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