秋冬は超危険 新型コロナ第3波日本国内死者12万人の衝撃データ

夏の終わりとともに危険な“大波”が訪れそうだ。国内の新型コロナウイルス新規感染者は9日、508人だった。過去最多の1595人を記録した先月7日から1カ月が経過し、“第2波”は落ち着きつつあるように見えるが、今後予想される“第3波”はさらにヤバい。

 米ワシントン大の「保健指標評価研究所(IHME)」の最新研究によると、コロナによる全世界の死者数が年末までに280万人に上る恐れがあるという。

 現在、全世界の死者数は約90万人。3カ月程度で約3倍に膨れ上がるというのだから驚きだ。

 IHMEは世界各国の死者数の推移について、各国政府が①規制を緩める「悪化ケース」②規制を強める「最良ケース」③規制が現状維持の「最もあり得るケース」――に分けて調査。死者数280万人は③のケースで、最悪の①のケースだと400万人に上る恐れがあるという。

 日本の死者数も半端じゃない。③のケースでナント、年末までに約12万人の死者が発生。最良の②のケースでも約10万5000人になり、①の場合は約29万人だ。9日までの国内死者数は1425人。年末に死者が100倍近くに膨れ上がるなんて、「目を覆う」どころか信じたくないレベルだ。

 死者激増の原因は、大都市が多い北半球で今後、秋冬が到来し、気温が下がること。IHMEのクリストファー・マレー所長は、「寒い気候で一段と流行する見通し」「北半球の人々は冬が近づくにつれ特に警戒が必要」と警鐘を鳴らしている。確かに7~8月に冬だった南半球のオーストラリアや南アフリカ、ブラジルでは感染が急拡大した。寒い秋冬は要警戒だ。医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏が言う。

「死者12万人とは驚きですが、『あり得ない』と切り捨てることはできません。11~1月の寒い時季に流行する風邪やインフルエンザウイルス同様、コロナも活性化する可能性がある。加えて、経済的に疲弊する現在の社会情勢は、感染拡大を抑制し得る『都市封鎖』など強い措置に耐えられる状況にありません。これらを総合的に勘案すると、『死者12万人』は否定し切れない。ワクチン開発も不透明。やはり、『広範な検査』と『陽性者隔離』を進めるしかありません」

■「Go To」、解散総選挙どころじゃない

 来月からは「Go To トラベル」の地域共通クーポンの利用が開始。さらに、次期政権による衆院解散機運が高まっているが、とても秋冬にやっている場合じゃない。

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参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/9aa854913d42f204109cd84844c36403630707c5?fbclid=IwAR1nj6eCD9LB4amFWbom3q2hKnUfDPH07efYnD5-FTxAWo5eLu7adWNI3PY

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