【砂糖 危険】砂糖が危険であることを隠そうとする、強力な砂糖産業、砂糖利権について。

今日の勧め図書は、洋書です。英語が苦手な人にはごめんなさいね。Gary Taubes:著「The Case Against Sugar」です。

この本は僕が夏にロサンゼルスに行ったときに、地元の書店で購入しました。アメリカは日本以上に書店が潰れていて、書店を見つけるのになかなか苦労しました。その書店の健康関連コーナーで見つけたのがこの本です。

この本には砂糖が糖尿病や肥満をはじめ、いかに様々な病気を引き起こすかが書かれています。ちゃんと巻末には膨大な参考文献が乗っていて、オリジナルデータを確認するのに便利です。

でもこの本の意義はそこではなくて、砂糖産業がいかに強大な力を持っていて、栄養学を支配してきたかが詳細に書かれている点にあるでしょう。ISRF(国際砂糖研究基金)設立の経緯や、研究者への資金援助を通じた栄養学の支配、政治へのロビー活動などなど、砂糖産業と栄養学、医学、政治の詳しい関係が書かれています。

産業革命によって砂糖が安価で大量生産されるようになると、砂糖の普及とともに肥満や糖尿病がみられるようになりました。当初研究者たちは砂糖と肥満や糖尿病の関係を指摘していましたが、ISRFが登場すると、なぜか糖尿病は肥満が原因で起こる。肥満は食べすぎと運動不足が原因。特にカロリーの高い脂肪(飽和脂肪)が肥満、糖尿病、高血圧、心疾患などの原因であると言われるようになりました。

中にはイギリスのジョン・ユドキンのような、砂糖がすべての疾患の根本原因であるという研究者もいましたが、ISRFはそういった研究者の信用を失墜させ、砂糖産業を保護するために大きな影響力を振るってきました。

その影響力は現在でも残っています。例えば飽和脂肪が悪とされたことにより、大規模疫学研究で「飽和脂肪を減らし、動物性タンパク質の摂取を減らし、塩分を減らし、野菜や果物をたくさん摂る健康的な食生活」を指導して、肥満、糖尿病、高血圧、心疾患、脳血管障害、ガンなどの発症率がどう変化するかを調べた研究がたくさん行われました。フラミンガム研究や全米ナーススタディ、日本の久山町研究などです。

しかしこういった大規模介入研究で、飽和脂肪を減らしても各疾患は減らないことが分かり、飽和脂肪がこれら疾患の原因ではないことが分かってきました。しかし砂糖産業は、今度は「飽和脂肪は悪ではない。むしろ不飽和脂肪、特に多価不飽和脂肪酸こそが本当の悪なのだ」と、またも話をすり替え砂糖が原因であるという事実から目を背けようとしました。そういう話、聞いたことありませんか?

歴史を知れば、世界の真の姿が見えてきます。多種多様な情報の中で、本物の情報を見つけられる目を養うために、この本はきっと役に立つはずです。英語が読める人はぜひ読んだ方が良いでしょう。僕の今年の一番のお勧めです。

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