パニック障害の人はできるだけ「マスクを避けたほうが望ましい」医学的理由。

今や日本はマスク大国。本当に必要なのか?いかに我々はマスコミに洗脳されているか・・・。
表題の記事がInDeepさんに記載されています。引用させて頂きます。
リンク
(以下途中から引用)
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■若者が「胸腺の萎縮」による免疫力低下に見舞われている可能性
(途中から引用)
以下の FNN の報道の中で、種市尋宙さんという小児科の医師が「子どもたちが自分でマスクを外すという判断を下すのは難しい」と述べると共に、以下のように言っています。

種市医師の言葉
「通常、夏にマスクをすることなんて今までほとんど経験していないことなので、熱中症の方が明らかに危険です。子どもはいろいろなことに対して我慢してしまう傾向があるので、熱中症においては我慢とか強要というのは本当によくない。密閉空間にならないこと、距離をとることができれば、余裕をもってマスクを外してもらってもいい」 (FNN 2020/07/31)

まったくこのとおりで、熱中症の方が明らかに危険な状態となっています。しかし、街の様子を見ていますと、親もこの「子どものマスクを外すという判断」ができていないのが現状のようなんです。

熱中症も危険ですけれど、中長期的にそれ以上に心配なこともあります。

これまで、子どもは新型コロナウイルスに感染してもほとんど発症してきませんでした。しかし、「免疫が極端に下がれば」子どもだってどうなるかわからないです。

たとえば、人間の免疫を守っているもののひとつに免疫細胞である「 T細胞」というものがあります。新型コロナウイルスというのは、この T細胞をターゲットにしていることがわかっているのですが、しかし若い人たちは、T細胞の産生が多いので、感染しても発症に至らないのが普通でした。

新型コロナウイルスと T細胞の関係については以下の記事で取りあげています。

新型コロナウイルスは「人間の免疫機能の中心であるT細胞を攻撃」し、免疫系を完全に破壊する「HIV / エイズウイルスと同じ特徴を持っている」ことが米中の研究者により確認される
In Deep 2020/04/13

この免疫細胞である T細胞は、人間の胸部にある「胸腺」というリンパ器官から分化するものですが、この「胸腺」の働きは、胸腺 – Wikipedia では以下のように記されています。

胸腺中のリンパ球が最も多いのは思春期(10代前後)でピーク時の胸腺は30~40gに達する。その後は急速に萎縮し脂肪組織に置き換わる。この胸腺の退縮は70歳までにほぼ完了する。そのため胸腺は最も老化の早い器官といわれる。

つまり、人間というのは、思春期をピークにして、十代の時に最も「免疫力が高い状態」となっているのです。たとえば、若い人に次々と感染していくインフルエンザなども、高齢者と比較して、若い人での致死例や重症例がほとんど見られないのも、このようなことと関係があるのだと思われます。

若い人というのは、普通に生活していれば「病気に強い存在」なのです。しかし、仮に、「社会が不安定だったり、ストレスが強くかかる状態だと、若い人の場合でもどうなるか」については、先ほどの Wikipedia の以下の記述などからも想像できます。

子供が虐待を受けると胸腺が高度に萎縮することが知られている。

本来なら、大きな胸腺を持っている子どもや若い人でも「虐待を受けると胸腺が高度に萎縮する」のです。

これは、つまり、「強いストレスは胸腺を萎縮させる可能性がある」ということだと理解できると思うのですが、そうなるとどうなるかというと、本来なら大きな胸腺を持つ子どもたちでも、「老人のように萎縮した胸腺となってしまう」と考えられるのです。

胸腺が萎縮すると、免疫細胞である T細胞の産生が低くなりますので、「本来なら感染症に強い子どもたちが、感染症に弱くなってしまう」わけです。

不安とストレスが強い社会の中で生きていると、もちろん人によってストレスの感じ方は異なるでしょうけれど、子どもによっては、「胸腺が萎縮して、免疫力が高齢者のように下がってしまう」可能性もあると思われるのです。
(途中略)

■脳に恐怖を作り出すメカニズム
そのパニック障害の発作を誘発するものは何かといいますと、「二酸化炭素(CO2)」のようなのです。
(途中略)

そして、さらに論文を探すと、以下のようなタイトルのものが出てきたのです。タバコなど関係なく、二酸化炭素自体が「パニックを誘発する引き金となる」のです。
(途中略)

簡単に書けば、「二酸化炭素は脳に恐怖を誘発する」ようなんですね。

これらの研究から言えることとしては、通常の人たちはともかくとして、パニック障害や不安神経症などの不安系障害を持つ人たちは、「二酸化炭素の吸入をできるだけ避けるのがのぞましい」と言えると思われます。

つまり、できるだけ酸素の濃度が高い空気を吸っていたほうがいいと。そこで私は今の「マスク社会」を思い出してしまったのです。マスクをしていると、呼吸が再呼吸のような形となる場合が増えるために、二酸化炭素の吸入量は確実に増加するはずです。
(途中略)

・扁桃体は、二酸化炭素とアシドーシスを検出して恐怖行動を誘発する検知器だ

かなり難しい内容ですけれど、自分なりの解釈では、「高い二酸化炭素濃度を検出した時、脳の扁桃体がそのセンサーとなり、恐怖反応を引き起こす」ようなのです。
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参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=359106

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