【GoToキャンペーン】東京客が見込めず各地の観光地から続々と不安の声「キャンペーンへの期待は大きく、東京の適用除外は悲しいです。」

観光需要を喚起するための「Go Toトラベル」について、赤羽国土交通大臣は記者会見で、東京発着の旅行を割引の対象から外して今月22日から実施することを明らかにしたうえで、旅行・宿泊事業者に感染防止対策を徹底させる考えを示しました。

この中で赤羽国土交通大臣は「Go Toトラベル」について、東京を発着する旅行はすでに予約されている分も含めて割引の対象から外す形で、今月22日から実施することを明らかにしました。

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大分 別府温泉のホテル「関東方面からの集客望めず影響も」
全国有数の温泉地、大分県別府市の宿泊関係者からは期待の声が広がる一方で、東京発着の旅行が対象外になったことで関東方面からの集客が望めないとする不安の声も聞かれました。

愛媛 松山 カフェ経営者「東京からの客が多く ショック」
愛媛県松山市の観光名所の道後では今後、集客や土産の売り上げが回復するのか不安の声があがっています。

松山市の観光名所、「道後温泉本館」の周辺でも不安の声が多くあがり、8代続いているカフェを経営する70代の女性は「これまで東京からのお客さんが多かったのでショックです。お客さんが入らないと商売にならないので、どの地域から来ても大丈夫なように、消毒液を置くなど対策をとっています」と話していました。

箱根 集客など不安視する声も
神奈川県箱根町の土産物店などからは、集客などに影響が出ることを不安視する声が聞かれました。

箱根湯本駅前の商店街で、土産物店の店長の男性は「東京を中心とするお客さんが多いので、集客が望めなくなるのではないかと思います。千葉県や埼玉県などが除外されなかったのはありがたいですが、感染者の数が増えるとともに客足も遠のいていて、キャンペーンが始まることには複雑な心境です。店としてはお客様が箱根町に来て感染することがないよう、気を引き締めたいです」と話していました。

福島 大内宿「東京発着の対象外は残念」
関東からの観光客が多い福島県内の観光地では、東京発着が対象外になったことを残念に受け止める一方で、感染が再び拡大していることへの警戒感も高まっています。

大内宿観光協会の佐藤久夫会長は「観光地としては喜ばしい政策だったので、東京を外すのは残念だという声があります。一方で、連日の報道では無症状の感染者も多いので、対策をしてはいますが、ここで感染が起きないか心配です。大内宿に来られる際はマスクを着用するなど感染防止に協力してほしいです」と話していました。

栃木 日光 鬼怒川温泉のホテル 予約キャンセル 200件超
『あさや』の阿久津正史 総支配人は「キャンペーンへの期待は大きく、東京の適用除外は悲しいです。対象となっている地域のお客様には安心安全を提供していくので、温泉や食事を楽しみに訪れていただきたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200717/k10012520181000.html

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参照:http://hamusoku.com/archives/10261922.html

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