「これまで国民のみなさんには、（生活に必要な）買い物以外では外出を控え、家にいるようにお願いしてきましたが、それによって生じた経済、さらには社会全体に与えるダメージ、犠牲、副作用がすごい」・・
・吉村知事語る「なぜ西浦モデルを誰も批判しないのか」 “42万人死亡”検証の必要性問う
吉村知事 「大都市では生活保護申請が対前年比で30～40％増え、休業されている方は400万人増えたといい、失業率も2％程度だったのが4％程度に上がりかねないという。失業率が2％増えると、あってはなりませんが、自殺者が2千人ほど増えるという試算もあり、そちらの命も守らなければいけない。つまり“ステイホーム”は、社会、経済への大変なダメージにつながり、それに伴って失われる命もあるのだと、意識しなければいけません。
だから僕は、第1波の際の政策をきちんと検証しようという考え方なのです。すでに行った“みんな抑え込もう”という選択肢しかないなら、第2波がきてもそうしますが、それ以外の選択肢があるのであれば、きちんと検証すべきだと思うのです」
最も検証すべき対象は、言うまでもない。
「第1波を必死に抑え込もうとした大本は、やはり西浦モデルです。人と人との接触を8割削減しなければ感染者は指数関数的に増え、取り返しがつかなくなると言われ、緊急事態宣言を出して抑え込むことになった。いま振り返ると、感染のピークは3月28日だったとわかります。でも、すでにピークアウトしていた4月15日、8割削減しなければ42万人が死ぬ、という試算が出された。
当時、まだ新規感染者数が増えていたので、42万人死ぬと言われたら当然、抑え込もうという話になります。5月1日の専門家会議でも“8割削減が十分でない、6割削減では感染者はこのくらいしか減らない”という西浦モデルが登場し、緊急事態宣言を1カ月延長しよう、ということになりました。それは違うのではないかと僕は感じて、出口戦略を示すために“大阪モデル”を作り、国にもいろいろ働きかけた。その結果、宣言が5月末まで漫然と延びることは避けられました」・・
・西浦博教授
・外出自粛で患者数激増を食い止められたのは事実。西浦モデルが一定の成果は納めただろう。反面、知事の言うように、あれ以外に方法がなかったか、今後もあれでいいのかは検証の必要はある。感情論でなく科学的にやってほしい。また、西浦氏の個人批判になってはならないと思う。
・新潮ってこの所、吉村知事が西浦氏を非難しているかの様な見出しで
印象操作してるね
吉村氏の言う批判というのは、
政府は責任を持って西浦モデルを検証しろといってるだけでしょ
そんなのどこの国でもやる事だし・検証はすべき、した上で第二波を迎えるべきだというのは正しい。
検証の結果を後出しじゃんけんというのは簡単だけど、検証しないで
同じことをするのは誰もが避けたいと思っていると思う。・後で検証するのは良いが批判することではない。
あの時点では欧州の流行データしか無かったから完全な予測は不可能。まして最近では人種的に重症化が少ないとか既存のコロナウイルスによる抗体だとかBCGの効果じゃないかとか多くの説が出ている。そんなことまで事前に予測出来たら、それは神だ。・西浦氏のモデルの詳細を知らずに書くけど、誰もマスクしない、クシャミ押さえない、手洗いしない、熱が出ても休まない、電車乗車率いつも通りなど、最悪の条件で42万人と試算したのかと思った。ここからマスクをするとこれだけ改善されます、手洗いもするとさらに改善されます、っていう手法じゃないのかなあ？
・ただ…、ちょっと吉村知事は、このK値への信頼の寄せ方も危険に思う。“何となくそれっぽく見える指標”のように見えて、様々な要件が絡み合った中で、本当に実態を表しているのか、どんな状況でも合致するのか？と言う疑念はまだある。
何か“大阪モデル”に拘るあまり、前のめりになってはいないか？と心配になる。・当時は手探りだったからこそやれることをやったのも間違ってないし、次に向けて検証が必要なのはその通りだと思う。
あと、吉村知事から「検証」というワードが出るたびに思うのが、パチンコ店だけを標的にした吊し上げのような店名公表は本当に必要だったのかということ。
それまでクラスターらしきものを出してないパチンコがイメージの悪さだけで、各知事のアピールに利用されたようで、ちょっと異常に見えたけど、その辺も検証してほしい。・科学的な検証は是非やるべき。但し政府も国民も結果に不平をいわないことが大事だ。西浦さんの説がどうであろうと其れをもとに政治をしたのは政府。全責任は政府にある。ところで大阪市の施策もきちんと検証して欲しいね。マスコミや応援団が煩くて本当の姿が見えない。こちらは行政なんだからどんな意見を言ってもOK。
