【京アニ事件】青葉真司容疑者は死亡率95%超、奇跡の生還だったことが判明 逮捕状読み上げまで「36人死亡」知らず

rrr「青葉容疑者の治療に力を尽くしたのは、被害者と真相解明のためだ。罪に向き合ってほしい」。近畿大学病院(大阪府大阪狭山市)で約4か月、治療にあたった医師の一人が読売新聞の取材に経緯を語った。

 熱傷患者の専門治療ができる同病院に、容疑者がヘリで搬送されてきたのは事件2日後の昨年7月20日。やけどは全身の9割超に及び、最初に搬送された京都市内の病院では手に負えなかった。当時の症状から計算した死亡率は「95%超」。医師は「救命は難しいかもしれない」と感じた。

 実施したのは「自家培養皮膚移植」と呼ばれる治療法だった。焼けずに残った部分の皮膚の細胞を培養で増やしてシート状にし、やけどした部分に移植する。培養に3~4週間かかるため、この間の全身管理が難しい。皮膚の機能がなくなると体内の水分が失われるほか、感染症にかかりやすく、死亡リスクもある。

・青葉容疑者

 青葉容疑者は、事件時に身に着けていたかばんのひもの下や、足の付け根などに、わずかに正常な皮膚が残っていた。数センチ角の皮膚を切り取り、専門の業者に頼んで細胞を培養。その間、やけどの激しい部分の皮膚を取り除いては、動物のコラーゲンでできた「人工真皮」を貼り付ける手術を繰り返した。

 8月中旬に1回目の培養皮膚移植を実施。体の表面の20%程度が覆われると、血圧など全身状態が徐々に改善した。3回目の移植で救命のめどが立ち、移植は9月中旬、5回目で終わった。10月上旬には呼吸管理のための管を抜き、会話もできるようになった。

 青葉容疑者は近大病院でのリハビリ中、「意味がない」「どうせ死刑だから」「(自分は)意味のない命」などと投げやりな態度を見せた。食べ物の好き嫌いも激しく、病院食を拒むことも多かった。

 しかし、この医師が「私たちは懸命に治療した。君も罪に向き合いなさい」と繰り返し諭し、リハビリをさせると、次第に態度の変化も見られた。

 昨年11月の転院時、青葉容疑者は医師に「他人の私を、全力で治そうとする人がいるとは思わなかった」と漏らしたという。

(source: 読売新聞オンライン – 青葉容疑者、死亡率95%超だった…懸命に治療した医師「君も罪に向き合って」

・青葉容疑者、逮捕状読み上げまで「36人死亡」知らず…謝罪の言葉なし

府警は、年明けから逮捕への検討を重ねてきたが、発熱を繰り返し、新型コロナウイルスの感染拡大で、青葉容疑者を移送することにリスクが生じる状況となり、逮捕は何度も先送りとなった。

 捜査関係者によると、青葉容疑者はこの日、逮捕状を読み上げられるまで36人が死亡したという被害の全容を知らずにいたという。初めて結果の重大さを認識したことで、精神状態に影響する可能性がある。府警は、担当医師らの意見を基に逮捕可能と判断した。

・どんな命でも全力で治療に当たる。
そして結果をだす。
そして、刑が執行され命が消えたときの心情は私には計り知れない。
医療関係者に頭が下がります。

・医療関係の方々は生かしておきたくない命に必死に向き合った。
動機含め、その日のことを全て話すべきです。黙秘ということだけはさせてはいけない。

・医療関係者には頭が下がります。
この男に問題があるのは間違いないし、やった事は許されないが、成長していく過程で愛情を受けていればこうはならなかったのかなとも考える。
「こんなに人に優しくされたのは初めて」って言葉が印象的。せめて、本音であって欲しい。

・昨日、青葉の写真の顔をみて、火傷特有の皮膚が見えた時、こいつではなく、同時に火傷を負って今でもそれから抜け出せないでいる被害者の状況がリアルに思えた。命を取り留めて生きていることは良かったけど、生存被害者の今後を思うと、この犯人に対する怒りが更に強くなる。

・事件究明の為に治療に尽力された病院関係者の姿は立派だと感じます。
しかしながら更生の見込めない人に関しても服役後、社会に戻すシステムには違和感。そして不満を感じます。
更生する心がないまま社会に戻された場合、このような私達の平穏な日常が奪われるリスクが高まります。
犯罪者への権利を守るあまり逆に罪のない人を傷つけたり場合によっては命まで奪う。
この矛盾を考えて欲しいです。

参照:http://blog.livedoor.jp/gunbird/archives/10238141.html

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