中学校教室に段ボールの仕切り

新型コロナウイルスへの感染拡大を防ぐため、南相馬市の中学校では、机の一部を囲う、段ボールと透明なフィルムで作った仕切りを設けることになりました。

南相馬市では、今月25日の小中学校の再開にあわせて、生徒数が30人を超えるクラスがある、3つの中学校に仕切りを設けることを決め、19日、完成品を報道機関に公開しました。
仕切りは高さ1メートル40センチで、机の前方と両脇の一部を囲うように設置されます。
段ボールを使ったことで重さ400グラムと持ち運びがしやすく、透明なフィルムが張られているため、黒板や左右の様子も見ることができます。
この仕切りは、学校に給食を納入する会社の社長がアイディアを出し、宮城県に工場がある段ボール会社が1000枚を製作する予定です。
発案者で、19日、現場に立ち会った松永牛乳の井上禄也社長は「生徒たちに安心して学校生活を送ってほしいし、学校に牛乳を提供し続けたい。設置してもらえてうれしい」と話していました。
南相馬市教育委員会の大和田博行教育長は「休校の期間が長かったが、こうした感染症対策を実施しながら、安全な教育環境を守っていきたい」と話していました。

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参照:https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200519/6050010282.html?fbclid=IwAR24zwKRuRhjYXLDGxeIsz-3ekxDPWZe6BenR4OUhtd3PvbrAplSwMJo2XE

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