何故日本人に癌が増えたのか?:マンモグラフィー、日本は健康診断自体、諸外国よりやり過ぎてるのに、病気が増えてるという謎。

マンモグラフィー、どうなの?って
何度も投稿してますが、
改めて「何故日本人に癌が増えたのか?」
昨年9 月の日本原子力学会、保健物理・環境科学部会の、「医療分野での放射線利用、これにともなう被ばくと放射線防護について」から、
抜粋、追記したのでお読みください。
日本は健康診断自体、諸外国よりやり過ぎてるのに、病気が増えてるという謎。
この結果は決して無関係では無いと思います。
  ↓
原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)2008 年レポート2)では、1997 年から2007年の10 年間においては、医療に関する技術レベル(ヘルスケアレベル)が最も高いレベルⅠの国々(日本はこのレベルⅠ)では、通常の医療診断での放射線利用は、年間1000 人当たり1332 件、歯科利用が275 件と報告されている。
一方、
レベルⅡの国々では、通常の診断利用が332 件、歯科利用が16 件、
レベルⅢ及びⅣの国々ではそれぞれ20 件と3 件となっている。

世界平均としては、通常の診断利用が1000 人当たり488 件、歯科利用が74 件となっている。国の社会経済、医療の普及レベル等の違いにより、放射線を利用した診断件数は大きく異なる。世界的に、放射線を利用した診断件数は、ヘルスケアレベルの向上により近年増加しており、これまで診断件数の少なかった地域において、件数が増加すると、今後も世界的に診断による「医療被ばく線量が高まる可能性がある。」
わが国の放射線を利用した診断については、
マルチスライスCT の台数が5960 台、
他のCT が6040 台、
マンモグラフィが3792 台、
PET、PET/CT、SPECT がそれぞれ199、267、1337 台(平成20 年)となっている。

UNSCEAR によると、日本の人口あたりのCT 保有台数は、調査の中で最も保有台数が少なかったメキシコと比較して約60 倍、2番目にCT を多く所有しているオーストラリアと比較しても約2 倍、アメリカの約3 倍となっており、

“医療先進国の中でも格段に一人当たりのCT 保有台数が多い。
”のが、癌大国ニホンです。

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