PCR検査で38件を「陽性」と判定ミス…民間研究所は「容器など汚染」と市の見解否定

横浜市は1日、民間検査機関が実施した新型コロナウイルスのPCR検査で、実際は「陰性」の38件の検体を誤って「陽性」と判定していたと発表した。

 同市によると、検査機関は保健科学研究所(横浜市保土ヶ谷区)で、同市や神奈川県内外の医療機関から依頼を受けて検査している。誤判定は4月28日の検査分の一部で、同市の依頼分5件と、医療機関から依頼のあった県内の15件、東京都内の14件、静岡県内の4件。

 横浜市は研究所からの報告で立ち入り検査を実施し、ミスの原因は試薬の調整から検体の混合までを担当者1人が手袋を替えずに行ったため、混入すべきでない物質が混入した可能性があるとみている。

 一方、同研究所は原因について「検体採取容器および梱包こんぽう機材が汚染された可能性が高い」として、市の見解を否定するコメントを出した。

参照:https://www.yomiuri.co.jp/national/20200501-OYT1T50184/?fbclid=IwAR3XYhpOkwY0aWSEx3c9xQR-02hvNutOGQUBsDbpGOVS-rSu37CAFiCFa78

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