人類は確実に“総奴隷化”への道を歩んでいる!? ロックフェラーが国連に宛てた「新世界秩序の行程表」とは?

 ロックフェラー家――その名を耳にしたことがある読者は多いだろう。石油業で財を成し、米国の政財界に一族を次々と送り込んだ名門である。
■名門ロックフェラー家とは?

 1974年11月に発表された「ロックフェラー家の富に関する米国議員のための報告書」によれば、この一族が管理する財産は当時の推定で6,400億ドル(1971年末の1ドル=308円というレートで換算すると197兆円)を超え、世界に冠たる米国の多国籍企業200社以上を直接的・間接的に支配しているという。現在、その途方もない富はすでに米国の国民総生産の50%を超え、日本の国民総生産に匹敵する規模であるとの指摘もあるほどだ。

 さらに、ロックフェラー家は国連の一大スポンサーであり、実質的オーナーだと囁く人々もいる。戦争に必要なお金・石油・武器・世論形成に必要なメディア関連企業のすべてを動かせることを考えれば、間違いとは言い切れないだろう。
■ロックフェラー、フリーメイソン、そして新世界秩序

 さて、陰謀論者の間では秘密結社フリーメイソンの重要な構成員であると考えられているロックフェラー家だが、彼らが思い描いているとされる世界の未来像、それこそが所謂「新世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)」である。

 混乱する世界に秩序を取り戻すため、一部のエリートを残して人類の総奴隷化を図るこの計画だが、今まで詳細はほとんど外部に漏れ伝わってこなかった。

 しかし昨今、イギリスの陰謀論者・著述家であり自身もフリーメイソンの一員ではないかと噂されているデイビッド・アイク氏のウェブサイト上で、驚くべき書簡の存在が明らかになりつつある。それはズバリ『新世界秩序 即時的アジェンダ』と題した文書であり、2002年(9.11の翌年)にロックフェラー家が国連総会に宛てて送ったものだという。一体そこには何が書かれていたのか? まさか人類総奴隷化計画の手順が記されていたのだろうか? 以下がそのアジェンダ(行程表)の概要である。

【新世界のためのアジェンダ】

1. 中東和平の完全かつ解決不能な崩壊。

2a. バチカン市国とエルサレム(イスラエルの首都)が宗教テロリストによって破壊される。

2b. あらゆる宗教活動が世界的に禁止される(自宅以外の場所において)。

3. 世界的な平和と安全保障の宣言に続き、国連において暫定的な世界統一政府が樹立される。

4. 新しい世界統一政府の住民が謀反を起こす。英国や米国、そして中国の政府が突然システマチックに崩壊する。残りの地域は無政府状態に陥り、数十億人が死亡する。善意の人々、真理に従う人々だけが生き残る。

5. 新しい政府機構は、14万4,000人のエリート官僚と600万人(プラスアルファ)の役人が支配するであろう。

6. 新世界の到来と同時に、大規模な掃討作戦が開始される。その後、生態系の回復、インフラ再建、病気の根絶が起き、老化のプロセスそのものが止まる。そして回復を果たした“新人類”が、地球を天国のような状態へと徐々に変えていく。
■世界は確実に新世界秩序へと向かっている?

 13年前、ロックフェラーはなぜこのような書簡を国連総会に宛てて送ったのだろうか?ついに彼らがしびれを切らし、新世界秩序の実現に向けて動き出すことを当時の世界に明示した「決意表明」だった可能性もあるだろう。

 近年、オバマ大統領が「アメリカは世界の警察を辞める」という主旨の発言を行ったことは記憶に新しい。この「リバランス政策」への移行により、今後の中東はさらなる混沌に巻き込まれ、中東和平の完全かつ解決不能な崩壊に向かう可能性は捨て切れない。

 また、「イスラム国(IS)」の台頭や世界各地でテロリズムが蔓延し、イスラム教とキリスト教の対立は激化の一途を辿っている。いつ、バチカンやエルサレムがターゲットになっても不思議ではないだろう。世界は確実にロックフェラーのアジェンダに沿って動いているように思えないだろうか?
 国家権力の上位に超国家権力を置き、その機関を支配することによって全世界を管理する。そして、一部の国際金融資本家と知的エリート層が絶対的な権力を手にし、愚かな大衆をコントロールする。(完全に抑圧された)“平和な”社会をつくり、少数の支配者階級と執行者階級・奴隷階級・不可触民というピラミッド型の新階級社会へと移行する――。果たして、このような未来が私たちを待っているのだろうか? それを楽園のような世界と捉えるか、絶望の世界と捉えるかは、あなた次第である。

http://tocana.jp/2016/01/post_8520.html

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