『新型コロナ感染細胞は、ガン細胞の代謝に似てる』・・・「解糖系」を利用してウイルスの複製をする

『新型コロナ感染細胞は、ガン細胞の代謝に似てる』
新型コロナウイルス(SARS-COV-2)に感染してしまった細胞は、その代謝が、つくづくガン細胞に似てるわけなんですが、おもに「解糖系」を利用してウイルスの複製を促します。
しかも、ガン細胞と同じ、好気性解糖です(ワーバーグ効果)。in vitroの新しい試験では、解糖系を遮断すると、ウイルスの複製が完全に止まったそうです。
さらに、コロナの標的の一つが、細胞のミトコンドリアです。旧型のSARSの研究では、ウイルスがミトコンドリアを標的とすることにより、自然免疫が抑制されてしまう、ということもわかっています。
こうしたミトコンドリアの機能障害についても、なんとなくガン細胞と似ているなと感じるわけです。もちろん、ウイルスとガン細胞はまったく別ものですからイコールではありませが、その代謝は似ています。
ガン細胞は、解糖系以外にも、グルタミンや脂肪酸も利用して増殖していくわけですが、コロナウイルスも同じ特徴があります。(似すぎ。)
コロナというよりは、そもそも多くのウイルスが感染先の細胞内で解糖系を主な代謝にしており、実はインフルエンザウイルスも同じです。
たとえば、イェール大学の研究では、解糖系よりも、ケトジェニック状態のマウスの方が、インフルエンザ感染をより回避することができたそうです。
とはいえ、、誤解しないでいただきたいのは、私はケトン食を勧めているわけではありません。これはあくまで情報の一つであり、ケトジェニックでなくとても無症状であったり、回復する人が多いのも事実です。
ということで、以上、新型コロナウイルスの雑談でした。

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参照:https://www.facebook.com/nobunaga.yoshitomi/posts/1446483575532006

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