コロナワクチン 開発加速 J&J、来年初めにも提供
新型コロナウイルスの感染問題が深刻化する中、これまで5年以上かかるとされた予防ワクチン開発の壁を破ろうと企業が動き出した。米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は30日、ウイルスの遺伝子情報を使った短期製造が可能なワクチンを開発したと発表した。
J&Jは治験でワクチンの有効性を確認し、2021年初めにも提供を始める。ワクチンの大量供給に向けた準備も進め、10億人分を生産する体制を早期に整える。
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J&Jは「ウイルスベクター」という手法を使ってワクチンを大量製造する。無害化したウイルスに、新型コロナの遺伝情報を乗せて体内に送り込む。このウイルスを捕まえた免疫は、中に入っている新型コロナの情報を読み取り、記憶する。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57465450R30C20A3EA1000/
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